天然記念物 三内稲荷神社の杜
三内稲荷神社の建立年月日は不詳であるが、延宝元年(1673)に五穀豊穣を祈願し、村中で再建したという記録が残っている。
この神社近くには、かつての豪族の館といわれる「お城ながれ」と呼ばれている地域があることなどから、かなり昔から大規模な集落があったと推察される。
この神社を取囲む黒松、銀杏、針桐は樹齢200年から400年と推定され、戦火や枯死などによりその風致を失いつつあるものが多い本市の樹木群の中で、大樹としての風格を備えた有数の古木群として貴重である。

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