有形文化財 石器土器図絵六曲屏風
作者の「土岐蓑虫」は、美濃国(岐阜県)に天保7年(1836)に生まれ、嘉永2年(1849)から明治29年(1896)まで漂泊の生活を送った。自製の野宿用テントを持って移動したので、自ら「蓑虫」と称した。明治11年(1878)秋、青森県に来訪し、津軽に長期間滞在した。青森県つがる市(旧木造町)の亀ヶ岡遺跡を度々訪ね、出土品の収集と発掘を行っている。
この屏風絵は、明治前半に描かれたもので、考古学的な資料としても貴重である。

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