有形文化財 井戸茶碗
高麗茶碗の一種である指定物件は、朝鮮、李朝時代に作られた碗形陶器で、桃山時代以降、茶道で抹茶茶碗として用いられた。
明治3年(1870)頃、斗南藩が県内で米を買い集めたとき、青森市に居住していた現所有者の先代がそれに援助尽力したので、当時の松平斗南藩知事からその謝礼に本茶碗を送られたものと伝えられている。
なお、この茶碗には玉室和尚の墨跡がついている。

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