麻しん(はしか)

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ページ番号1003138  更新日 2025年4月7日

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更新情報

  • 2025年4月7日予防接種の受け方を更新しました。

麻しん患者の報告数が増加しています。人の往来で、全国的に感染が拡大する可能性がありますので、ご注意ください。

麻しん(はしか)とは

麻しん(はしか)は、麻しんウイルスに感染することで発症します。
感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続するといわれています。

感染経路

  • 空気感染
  • 飛沫感染
  • 接触感染

潜伏期間

約10~12日

症状

発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状と結膜炎症状(結膜充血、目やに等)が現れます。2~3日熱が続いた後、1℃程度下がり、再び39℃以上の高熱と発疹が出現します。発疹は首の後ろ、耳の後ろから、顔、全身へ広がります。発疹が現れる1~2日前頃に頬粘膜(口のなかの頬の裏側)奥に、周囲に赤味を伴った1mm程度の中心白色の小斑点(コプリック斑)が出現します。コプリック斑は麻しんに特徴的な症状ですが、発疹出現後2日目を過ぎる頃までに消えてしまいます。
また、肺炎、中耳炎、喉頭炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。

発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状と結膜炎症状がある場合は、あらかじめ医療機関に電話連絡の上、受診してください。

予防のために

麻しんワクチンが有効な予防法です。
これまで、麻しんにり患したことがない人、麻しんワクチンを2回接種したことがない人、または、ワクチンの接種歴が明らかでない人等は、感染する恐れがありますので予防接種を検討しましょう。

予防接種の受け方

麻しん・風しん混合(MR)ワクチン接種については、定期予防接種対象年齢(1回目:1歳以上2歳の誕生日の前日まで、2回目:5歳から7歳未満で小学校就学前1年間)以外の人は、接種料金は全額自己負担となります。
予防接種を希望される場合、かかりつけの医療機関等と相談の上、予防接種を受けることをお勧めします。また、かかりつけ医をお持ちでないかたは、感染症対策課にご相談ください。

関連リンク

このページに関するお問い合わせ

青森市保健部青森市保健所感染症対策課
〒030-0962 青森市佃二丁目19-13
電話:017-718-2852 ファックス:017-765-5202
お問合せは専用フォームをご利用ください。