熱中症

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ページ番号1002672  更新日 2025年2月7日

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熱中症は正しい知識を身につけ、適切に予防することが重要です。

熱中症の予防

高温・多湿・直射日光を避ける

屋外では、直射日光を避け、屋内では風通しを良くするなど、高温環境に長時間さらされないようにしましょう。

身体は発汗により熱を体の外に逃がす、体温調節機能があります。しかし、せいぜい35℃までが限界であるため、周囲の温度が35℃以上になると、逆に熱が身体に入ってきます。

日常生活では、体調、暑さへの慣れ等の配慮と行動の工夫や住まいと衣服の工夫が必要です。

イラスト:熱中症1

水分補給はこまめにする

体温を下げるためには、汗が皮膚表面で蒸発して身体から気化熱を奪うことが出来るように、しっかりと汗をかくことが重要です。

汗の原料は、血液中の水分や塩分なので、体温調節の為には、汗で失った水分や塩分を適切に補給することが必要になります。大量の発汗がある場合は水だけでなく、スポーツ飲料等の塩分濃度0.1~0.2%程度の水分摂取が薦められています。

また、人間は軽い脱水状態のときには喉の渇きを感じません。喉が渇く前や暑い場所に行く前からしっかりと水分を補給しましょう。

イラスト:熱中症2

暑さに負けない身体を作りましょう

人間が上手に発汗できるようになるには、暑さへの慣れが必要です。

暑い環境での運動や作業を始めてから3~4日経つと、汗をかくための自律神経の反応が速くなって、体温上昇を防ぐのが上手になってきます。さらに3~4週間が経つと、汗に無駄な塩分を出させないようになり、熱けいれんや塩分欠乏等の症状を生じるのを防ぎます。 

急に暑くなった日に屋外で過ごした人や、久しぶりに暑い環境で活動した人は、身体がまだ暑さに慣れていないので、熱中症が起こりやすいです。暑い日が続くと、身体が次第に慣れて(暑熱順化)、暑さに強くなります。暑熱順化は「やや暑い環境」において「ややきつい」と感じる強度で、毎日30分程度の運動(ウォーキング等)を継続すると2週間程度で獲得できると言われています。

イラスト:熱中症3

体力や体調を考慮して過ごしましょう

汗は、血液中の水分と塩分から作られます。脱水症状や食事を抜いたりと、万全の状態でないまま暑い環境に行くことは避けましょう。風邪をひいたり、下痢になっている人は脱水状態になりやすい為、注意がひつようです。

また、二日酔いの人も脱水状態である為、非常に危険です。体調が回復して、食事や水分補給が十分にできるまでは、暑いところでの活動を控えましょう。

熱中症を疑う症状と応急手当

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このページに関するお問い合わせ

青森地域広域事務組合消防本部警防課
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電話:017-775-0854 ファックス:017-775-1444
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