佐藤 米次郎(さとう よねじろう)
佐藤米次郎(1915~2001)は、青森中学校時代に同級生の根市良三と柿崎卓治の3人で始めた創作版画誌の刊行を社会人となった後も継続し、中心的役割を担いました。また、版画を用いた「蔵書票」の制作にも情熱を傾けました。
蔵書票とは、書籍の表紙裏に所有者をあらわすものとして張りつける紙票のことで、佐藤米次郎は、日本の蔵書票作家として海外でも有名となりました。
佐藤米次郎は青森市内の企業等に勤務する傍ら、版画の創作活動を続けました。木版画により県内の風景のほか、伝統芸能や民俗などを子どもたちの生き生きとした動きと愛らしい表情に重ね合わせて表現しました。
略年譜(1915~2001)
1929年(昭和4年) | 春、根市良三、柿崎卓治等と青森初の版画誌「緑樹夢」刊行。 |
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1930年(昭和5年) | 私家版「版画蔵書票」出版。以降30冊あまり出版。 |
1940年(昭和15年) | 朝鮮仁川府に移住。 |
1946年(昭和21年) | 仁川を引き上げ青森市に戻る。 |
1955年(昭和30年) | 日本美術家連盟会員に推挙。青森県版画会創設し後進の指導にあたる。 |
1980年(昭和55年) | 第22回青森県文化賞受賞。 |
1981年(昭和56年) | 青森県美術展顧問。 |
1983年(昭和58年) | 青森県褒賞受賞。第1回地域文化功労者文部大臣賞受賞。 |
佐藤米次郎作品紹介
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蔵書票
10.0×9.0 -
蔵書票
6.0×5.0 -
蔵書票
10.0×9.0 -
蔵書票
6.0×5.0 -
頌春の舞
22.0×20.5 -
ままごと
17.5×17.0 -
ケンダマ
17.0×17.0 -
五月の節句
17.0×18.0 -
鯉のぼり
17.0×17.5 -
汐干狩り
17.0×17.5 -
すべり台
17.0×17.0 -
線香花火
17.0×17.0 -
海水浴
17.0×17.5 -
すわり相撲
17.0×17.0 -
運動会
17.0×17.0 -
雪合戦
17.0×17.0 -
ベンジャ
16.5×17.5 -
古木打ち
17.0×17.0 -
箱そり
17.5×17.0 -
津軽獅子舞
17.0×17.0 -
平内松野木剣舞
17.0×17.0 -
八戸餅つき踊
17.0×17.0 -
お山参詣
17.0×17.0 -
青森ねぶた
17.0×17.0 -
青森子どもねぶた
17.0×17.0
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