食事バランスガイドを活用しましょう
食事バランスガイドとは?
1日に「何を」「どれだけ」食べたらよいか、コマをイメージしたイラストで表したものです。バランスよく食べて運動をするとコマは安定して回りますが、食事のバランスが悪いとコマは傾いて倒れてしまいます。また、水分がコマの軸であることから、食事の中で欠かせないものであることが分かります。さらに食品ではなく、「料理」として表していることも親しみやすさがあります。
さて、あなたのコマはうまくまわっているか、さっそくチェックしてみましょう。
食事バランスガイドの使い方(1)食事の適量チェック
まずはあなたの1日の食事の適量(どれだけ食べたらよいか)を確認しましょう。食事の適量は性別、年齢、身体活動量によって異なりますが、コマのイラストは、2200±200キロカロリー(基本形)を想定した料理例が表現されています。これは身体活動量が「低い」成人男性、活動量が「ふつう以上」の成人女性が1日に食べる量の目安になります。
食事バランスガイドの使い方(2)料理区分と数え方
食事バランスガイドでは「主食」「副菜」「主菜」「牛乳・乳製品」「果物」の5つに区分し、区分ごとに「つ(SV)』という単位で表します。また、欠かすことのできない水・お茶、菓子・嗜好飲料、運動についてもイラストで表現しています。

水・お茶といった水分は食事の中で欠かせないものであり、料理、飲料として食事や食間などに十分量をとる必要があることから象徴的なイメージのコマの軸として表現しています。

「コマが回転する」=「運動する」ことによって初めて安定することを表現しています。栄養バランスのとれた食事をとること、適度な運動をすることは、健康づくりにとってとても大切なことです。適度な運動習慣を身につけましょう。

菓子・嗜好飲料は食生活の中で楽しみとしてとらえられ、食事全体の中で適度にとる必要があることから、イラスト上ではコマを回すためのヒモとして表現し、「楽しく適度に」というメッセージがついています。1日200キロカロリー程度を目安にしてください。
【200キロカロリーの目安】
せんべい3~4枚、ショートケーキ小1個、日本酒コップ1杯(200ミリリットル)、ビール缶1本半(500ミリリットル)、ワインコップ1杯(260ミリリットル)、焼酎(ストレート)コップ半分(100ミリリットル)

主に炭水化物の供給源であるごはん、パン、麺、パスタなどを主材料とする料理が含まれます。
1つ(SV)=主材料に由来する炭水化物約40グラム

主にビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源である野菜、いも、豆類(大豆を除く)、きのこ、海藻などを主材料とする料理が含まれます。
1つ(SV)=主材料の重量約70グラム

主にたんぱく質の供給源である肉、魚、大豆および大豆製品などを主材料とする料理が含まれます。
1つ(SV)=主材料に由来するたんぱく質約6グラム

主にカルシウムの供給源である、牛乳、ヨーグルト、チーズなどが含まれます。
1つ(SV)=主材料に由来するカルシウム約100ミリグラム

主にビタミンC、カリウムなどの供給源である、りんご、みかんなどの果実及びすいか、いちごなどの果実的な野菜が含まれます。
1つ(SV)=主材料の重量約100グラム
青森市地産地消版 食事バランスガイド
青森市オリジナルの食事バランスガイドは次のリンクをご覧ください。
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