八甲田山系の植生

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ページ番号1005270  更新日 2024年12月23日

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写真:ツツジ
ツツジ
写真:ワタスゲ
ワタスゲ

写真:キンコウカ
キンコウカ

那須火山帯の中の、八甲田火山群地域を八甲田連峰と称します。
大岳(1,585m)を主峰として高田大岳、井戸岳、赤倉岳、前嶽、田茂萢岳、小岳、硫黄岳、石倉岳、雛岳の10の山々を北八甲田といい、櫛ケ峰をはじめ6峰の山々を南八甲田といいます。それぞれの山は円錐状から台形状になっており、中でも、高田大岳と両側に同じ間隔である小岳、雛岳と噴火口の無い三峯が連なっているのは、火山帯としては珍しいものです。
八甲田連峰は、どれも四方にきれいに裾を開くようになっています。そのため川が多く流れ、上流では美しい渓谷や滝がよく見られます。火山のなごりとして、地獄沼などの噴気孔跡や温泉も数多くあります。

標高1,000m位まではブナの林になっていますが、それより上はアオモリトドマツなどの針葉樹が主体となっています。
1,400mより標高が高い高山帯では、ハイマツの群生地となり、ナナカマドやミヤマハンノキなどの低木が混成しています。
また、多数の湿地があり湿原植物の宝庫になっています。

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