八重田浄化センター
- 概要
八重田浄化センターは、青森駅から東側の合流区域を対象とした処理施設として昭和48年から簡易処理を開始し、昭和49年には活性汚泥法による高級処理を開始しました。また、郊外の分流区域の整備拡張に伴い、平成12年4月からは分流区域を対象とした処理施設も開始しています。
当センターでは、汚水処理業務、流入水・放流水の水質検査業務、事業場排水の監視指導などの業務を行っています。
平成16年1月からは、積雪・融雪処理槽の運転を開始し、当センター周辺の流・融雪溝とあわせて、下水処理水を有効利用しています。
また、平成28年3月からは、消化ガスの有効利用事業として、再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用した民設民営方式の消化ガス発電を開始しています。- 所在地
- 青森市八重田一丁目1番1号
- 電話
- 017-736-2151
- ファクス
- 017-736-4372
- 供用開始
- 合流:昭和48年4月
分流:平成12年4月 - 敷地面積
- 96,740m2
- 処理能力
- 合流 最大:64,000m3/日
雨天時:348,600m3/日
分流 最大:30,000m3/日 - 汚泥処理設備
-
重力濃縮槽 543m3 1槽
遠心濃縮機 30m3/h×3台
消化槽(機械攪拌式)8,362m3×2槽、2,043m3×1槽
脱水機(スクリュープレス式脱水機)519kg-DS/h以上×2台
地図
消化ガスの有効利用
八重田浄化センターでは、下水汚泥の処理過程で発生する消化ガスの有効利用を図るため、民設民営方式の消化ガス有効利用事業を行っています。
この事業は、民間事業者が八重田浄化センター内に民間資金で発電施設を建設し、青森市から購入する消化ガスを燃料として発電を行うものです。
民間事業者は、発電した電力を再生可能エネルギー固定価格買取制度の活用により電力会社へ売却し、売却収入が得られる20年間にわたって、この消化ガス有効利用事業を運営することとなっています。


汚泥の有効利用
汚水の浄化により発生する汚泥(年間約8,000ton)の約半分を県内の中間処理業者に委託して、コンポスト(堆肥)などとして有効利用されています。


積雪・融雪処理槽
浄化された処理水は冬でも10~12℃あり、冬季間に排雪された雪を積雪・融雪処理槽で溶かして土砂やゴミなどを取り除き放流します。
冬季間は、場内の処理水を再利用し、道路の除排雪によって融雪槽に投雪された雪を融かしています。雪処理能力は約10,000m3/日(大型ダンプ約690台分)です。
夏季間は、水質改善のため降雨時に流入する初期雨水の一時貯留槽として活用しています。貯留能力は約9,000m3です。


(一般車両による投雪は、危険防止のためできません。)
水質の検査
放流水などの水質を分析し、定められた基準に適合しているか検査を行います。


施設見学
見学期間等 | 期間:土曜日・日曜日・祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)を除く平日 時間:午前9時から午後4時まで ※見学の目安は1時間程度です |
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申込み方法 | 見学希望日の1週間前までに当センターへ電話で申込みしてください。 電話番号:017-736-2151 受付時間:平日(午前8時30分から午後5時まで) |

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このページに関するお問い合わせ
青森市企業局水道部八重田浄化センター
〒030-0912 青森市八重田一丁目1-1
電話:017-736-2151 ファックス:017-736-4372
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