災害対策

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ページ番号1001884  更新日 2024年12月23日

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災害に強い水道の構築について

総延長約1,435キロメートル(上水道及び簡易水道事業等の合計、令和4年度末現在)に及ぶ配水管が、市内に網の目のように張り巡らされており、その距離は、おおよそ青森市から岡山市までの高速道路の延長に相当します。水道部では、配水管をはじめとした水道管について、順次、耐震適合性のある管へ更新しており、総管路延長に占める耐震適合管の割合は77.4パーセントとなっています。

イラスト:水道管の解説図

水道管の耐震化

 写真:連絡管
連絡管

基幹耐震管路整備事業

大規模地震発生後にも水道水の供給を確保するため、基幹耐震管路に位置付けている配水管を耐震適合管に更新するための事業です。

  • 事業期間 平成31年度~令和5年度
  • 管種口径 ダクタイル鋳鉄管(耐震適合管)主たる口径は300mm

配水管継手の耐震化

イラスト:耐震継手
耐震継手

配水管の接合部分に、大きな地震が起きても抜けない構造の耐震継手を採用しています。

緊急飲料水用耐震貯水槽

青森市内には、地震などの災害で水道管が破損し断水となった場合に、応急給水が行えるよう、耐震貯水槽が設置されています。(下表参照)

耐震貯水槽は、配水管と接続されており常時水道水が循環していますが、配水管が破損し水圧が低下すると、耐震貯水槽の出入り口に設置している緊急遮断弁が作動し、耐震貯水槽内の水道水を蓄える仕組みになっています。

写真:水道部庁舎東側貯水槽
水道部庁舎東側貯水槽
青森市内にある緊急飲料水用貯水槽

設置箇所

容量

所有

水道部本庁舎

100立方メートル

青森市企業局水道部

合浦公園

200立方メートル

青森市

青い森公園

200立方メートル

青森県

(令和5年3月末現在)

配水池等に緊急遮断弁

地震などが発生すると自動的に配水池等の水道水を確保することができる緊急遮断弁を、4か所の配水池、3か所の貯水槽に配置しており、現在、通常運転時約37,380立方メートル(最大59,900立方メートル)の水を確保することができます。

 写真:緊急遮断弁
緊急遮断弁
配水池等の最大有効水量及び通常運転時貯水率・水量

緊急遮断弁付配水池等

配水池等最大有効水量

配水池等通常運転時 貯水率・水量

青森 横内浄水場3・4号配水池

9,400立方メートル

約20% 1,880立方メートル

青森 横内浄水場5号配水池

10,000立方メートル

約70% 7,000立方メートル

青森 堤川浄水場野沢配水池

31,800立方メートル

約70% 22,260立方メートル

青森 天田内配水所配水池

5,000立方メートル

約70% 3,500立方メートル

青森 水道部本庁舎貯水槽

100立方メートル

100立方メートル

青森 合浦公園貯水槽

200立方メートル

200立方メートル

青森 青い森公園貯水槽

200立方メートル

200立方メートル

小計

56,700立方メートル

35,140立方メートル

浪岡 花岡配水場1・2号配水池

3,200立方メートル

約70% 2,240立方メートル

合計

59,900立方メートル

37,380立方メートル

(令和5年4月1日現在)

応急給水用資機材等

 写真:給水タンクローリー車
給水タンクローリー車

災害等によって水道からの給水ができなくなった場合に水を供給するための各種道具のことで、水道部では主に下表の資機材を備蓄しています。

なお、災害による応急給水量としては、生命維持に必要な水量として、災害発生時より3日目までは1人につき1日3リットル、1週間から10日までは1人につき1日30リットルが目安とされています。

主な備蓄物

数量

タンクローリー型給水車(容量3立方メートル)

1台

タンクローリー型給水車(容量2立方メートル)

2台

給水タンク(容量1立方メートル)

31基

給水袋(5リットル、6リットル)

36,000枚

携帯用給水スタンド

50セット

給水用エンジンポンプ

21台

取水井用エンジンポンプ

7台

可搬式小型発電機

16台

可搬式大型発電機

3台

(令和5年10月末現在)

このページに関するお問い合わせ

青森市企業局水道部総務課
〒030-0841 青森市奥野一丁目2-1
電話:017-734-4201 ファックス:017-774-4913
お問合せは専用フォームをご利用ください。