感染症の流行状況についてのお知らせ
更新情報
- 2025年5月20日流行している感染症について更新しました。
感染症発生情報
県内の感染状況は青森県庁ホームページで公開しています。
- 青森県の感染症発生状況(青森県衛生研究所)
麻しん(はしか)
全国各地で麻しん患者が確認されているため注意が必要です。
予防法として最も有効なのは、予防接種です。麻しん・風しんワクチンの定期接種対象者は、対象期間に予防接種を受けましょう。
麻しんの感染力は非常に強いため、麻しんを疑い医療機関を受診する際には、あらかじめ医療機関へ電話でご連絡ください。
百日咳
青森県内では、令和6年から発生報告数が増加し、本市でも、報告が続いています。
有効な予防法として予防接種があり、令和6(2024)4月から、5種混合ワクチン(ポリオ、百日咳、破傷風、ヒトインフルエンザ菌感染症、ジフテリア)が用いられています。定期接種は生後2か月から開始されます。接種対象者のお子さんがいるご家庭では、かかりつけ医へご相談の上、決められた年齢(月齢)と接触間隔を守って予防接種を受けましょう。
水痘(みずぼうそう)
水痘(みずぼうそう)は、感染力が強いため、家庭内や学校等施設で発生するとまん延しやすく、患者が急激に増えることがあります。本市では、患者報告数が例年より高い水準で続いていますので、注意が必要です。
症状は、主に発熱と発疹で、9歳以下での発症が90%占めると言われています。健康な小児が罹患した場合は軽症で予後は良好ですが、成人で罹患した場合は、重症化リスクが高いと言われています。
水痘の予防には、ワクチンがあります。平成26年から定期接種で受けられるようになりましたので、接種対象者のお子さんがいるご家庭では、かかりつけ医に相談の上、忘れずに受けるようにしましょう。
伝染性紅斑(リンゴ病)
伝染性紅斑は、両頬が赤くなることから「リンゴ病」と呼ばれることもあります。
症状は、両頬に赤い発しんがあらわれ、続いて、手・足に網状の発しんがあらわれます。発熱や関節痛、のどの痛みといった風邪のような症状があらわれることもあります。また、これまで感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染する可能性があります。
年始から7月上旬にかけて発症例が増加し、9月頃症例が最も少なく、季節性を示します。ところが、2024年末から急激に増加し、県内では各保健所からの報告が続いています。
予防するワクチンや薬がないため、感染症予防としてはこまめな手洗い、咳やくしゃみをするときには、口や鼻をハンカチ等でおおうなどの咳エチケットを心がけることが大切です。また、小児を中心に流行することから、家庭、保育所、幼稚園、学校等においても感染予防策の徹底が必要です。
梅毒
梅毒の感染が拡大しています。男性は20代~50代、女性は20代が突出して増加しています。妊娠中の梅毒による感染は、特に危険です。
梅毒の報告数は、年間11,000人程が報告され、1967年以降減少していましたが、2011年頃から再度、増加傾向となり、2022年10月下旬には、10,000例を超える報告があり、注意が必要です。
このページに関するお問い合わせ
青森市保健部青森市保健所感染症対策課
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電話:017-718-2852 ファックス:017-765-5202
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