遺跡内で建築や土木工事を行う場合

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1005032  更新日 2024年12月23日

印刷大きな文字で印刷

遺跡に該当する土地、あるいは遺跡地図で遺跡と確認された土地(周知の埋蔵文化財包蔵地)において、建築や土木工事などを計画されている場合には、文化財保護法が適用になるため、事前協議を行った上で試掘調査を実施し、「土木工事等のための発掘に関する届出書」を提出しなければなりません。

試掘調査とは?

試掘調査は、遺跡の概要や発掘調査の要否、工事の対象範囲等を把握するため、原則として市教育委員会が実施します。
なお、遺跡に該当しない土地でも、遺跡が存在する可能性が高い場所については、その有無を確認するため、試掘調査をお願いする場合があります。
試掘調査の経費は、原則として市教育委員会が負担します。

文化財保護法に基づく手続は?

個人のかたや民間事業者が、遺跡内において建築や土木工事などを行おうとする場合には、その旨を工事着手の60日前までに、青森県教育委員会(市教育委員会経由)に届け出しなければなりません(文化財保護法第93条)。
「土木工事等のための発掘に関する届出書」に必要事項を記入し、必要な書類を添付して2部作成の上、市教育委員会(担当:文化遺産課)まで提出してください。
「土木工事等のための発掘に関する届出書」は、ページ下の添付ファイルからダウンロードするか、文化遺産課でお取り寄せください。

届出を提出した後はどうなるの?

青森県教育委員会から、工事に関する指示が通知(市教育委員会を経由)されます。
指示の内容は、下記のとおりです。

指示項目 説明
慎重工事 土木工事等により遺跡が損壊される可能性がない場合、事業者は慎重に工事を施工するものとします。
工事立会 土木工事等により遺跡が損壊される可能性があっても、発掘調査を行う必要がないと判断された場合、市教育委員会担当職員による工事中の立会いのもとで事業者は、工事を実施することができます。
発掘調査 土木工事等により遺跡が破壊または損壊されるに等しい状態になると判断される場合には、事前に記録保存のための発掘調査が必要となります。

提出部数、添付書類など

提出部数
2部(A-4版)
添付書類

  1. 土木工事をする場所の地図
  2. 土木工事等の概要を示す書類および図面

様式
ページ下の添付ファイルから、ダウンロードできます。

関連リンク

このページに関するお問い合わせ

青森市教育委員会事務局文化遺産課
〒030-0152 青森市野沢字沢部108番地3 縄文の学び舎小牧野館2階
電話:017-718-1392 ファックス:017-718-1394
お問合せは専用フォームをご利用ください。