津波避難ビル
津波避難ビルとは、津波から避難する際に、逃げ遅れた人など、遠くまで避難ができない人に少しでも安全な高い場所を確保するため、あらかじめ指定した建物です。
青森市では、青森県が公表した最大クラスの津波による浸水予測を受け、発生が想定される津波の被害から市民の生命、身体の安全を確保するために、津波避難対象地域、避難場所、津波予報等の情報収集・伝達の手順、避難指示の発令等の基準を定めた、青森市津波避難計画を策定しています。
本計画では、地震発生から津波到達までの時間的猶予や地形的条件等の制約により水平避難が困難な地域や観光客等が多数訪れる地域において、緊急的・一時的な避難施設として「津波避難ビル」の確保に努めることとしています。
いざというときに備え、日ごろから「津波避難ビル」の位置を確認しておきましょう。
津波避難ビル(協定締結施設)一覧
施設名称 | 建物所在地 | 収容人数 |
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アートホテル青森 | 青森市本町2丁目1-26 | 477人 |
青森グリーンパークホテル・アネックス | 青森市本町2丁目5-18 | 82人 |
アップルパレス青森 | 青森市本町5丁目1-5 | 631人 |
海扇閣 | 青森市大字浅虫字蛍谷31 | 349人 |
ホテル青森 | 青森市堤町1丁目1-23 | 2,433人 |
ホテル秋田屋 | 青森市大字浅虫字蛍谷293-12 | 300人 |
ホテルサンルート青森(東館) | 青森市新町1丁目9ー8 | 88人 |
施設名称の50音順としています。所在地からお調べになる際は、添付ファイル「津波避難ビル指定施設一覧(所在地50音順)」をご覧ください。
津波避難ビル候補施設要件
- 津波避難ビルの構造的要件
- RC(鉄筋コンクリート造)またはSRC(鉄骨鉄筋コンクリート造)の建物構造とする。
- 耐震性を有していること。(昭和56年新耐震設計基準に基づき建築された建物、耐震補強済みの建物等)
- 浸水が想定される水位(基準水位)以上の高さに避難者の受け入れ場所が確保されていること。
- 津波避難ビルの位置的要件
- 青森市津波避難計画における避難対象地域にあること。(対象地域は下記の添付ファイルを参照ください。)
- 海岸に直接面していないこと。
- その他
- 津波警報または大津波警報発表時から警報が解除され、浸水が解消し、地上を安全に歩行できるまで、または市が必要と認めるときから市が必要でなくなったと認めるときまで津波避難ビルとして活用できる施設であること。
- マンション等住宅においては、津波避難ビル選定について、施設所有者・管理者及びマンション等住民の意見を代弁できる代表者の同意を得た施設であること。
津波避難ビル候補施設を募集しています
- 必要書類
青森市津波避難ビルの協力に係る申請書(下記の添付ファイルからダウンロードできます。)に必要事項を記入し、添付書類等を添えて、下記、受付場所に提出してください。
なお、申請書類については返却いたしませんので予めご了承ください。 - 申請書等の受付
受付時間:午前8時30分から午後5時00分まで(土曜日・日曜日・祝日を除く。)
受付場所:青森市総務部危機管理課(本庁舎2階)
協定の締結
津波避難ビルの指定要件に適合する建物の中から、施設の現地調査等により適当と認められ、市と当該施設所有者等の間で合意が得られた場合、津波避難ビル指定に係る協定を締結し、津波避難ビルとして活用するものとします。
その他
津波避難ビルとして指定した場合、市は広報あおもり及びホームページ等を利用して市民等に対して周知を行います。
また、その施設が避難ビルに選定されていることを示す表示板を掲示することとし、その際、標識のデザインはISOにより国際規格化されたピクトグラムを使用することとします。(表示イメージをご参照ください。)
- 青森市津波避難ビル募集実施要項 (PDF 131.1KB)
- 青森市津波避難ビルの協力に係る申出書 (PDF 122.8KB)
- 青森市津波避難ビルの協力に係る申出書 (Excel 47.5KB)
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青森市津波避難ビルの協力に係る申出書(記載例) (PDF 158.7KB)
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避難対象地域一覧 (PDF 65.4KB)
関連情報
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このページに関するお問い合わせ
青森市総務部危機管理課
〒030-8555 青森市中央一丁目22-5 本庁舎2階
電話:017-734-5059 ファックス:017-734-5061
お問合せは専用フォームをご利用ください。