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ホーム > 産業・雇用 > 農林水産業 > 水産業情報 > 希少淡水魚「シナイモツゴ」を守ろう!!

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更新日:2015年2月3日

希少淡水魚「シナイモツゴ」を守ろう!!

シナイモツゴ

シナイモツゴ
Pseudorasbora pumila pumila

特長


シナイモツゴは、大正5年に新種の魚として発見されたコイ科の淡水魚で、日本固有種です。

近縁のモツゴに似ていますが、モツゴよりずんぐりした体型で、側線が不完全(体の前方の5枚程度)なのが特徴です。繁殖期のオスは体色が黒く、また、頭部に追星()が発達します。

追星…魚類の皮膚上にできる角質の白い小斑点。主に産卵期のコイ科の魚類に発生するが、産卵期を過ぎるとなくなる。[総合水産辞典])

分布


かつては本州の東京都以北の太平洋側、新潟県以北の日本海側に分布していましたが、現在は関東地方では絶滅してしまいました。

これまで秋田県、岩手県が北限とされてきましたが、平成5年に釣り人を中心とした市民グループにより、青森市西部にある野木和湖近くの「又八沼」に生息することが確認されました。現在では、この又八沼を含め市内8ヶ所の沼で、その生息が確認されています。

青森市内シナイモツゴ生息沼

新堤、又八沼、上堤、中堤、第1下堤、三内丸山第1・第2・第3ため池計8ヶ所
(このほかにも生息しているという情報ありますが、市としては確認していません)

保護


シナイモツゴは環境省が平成3年に発行している「日本の絶滅のおそれのある野生生物」(レッドデータブック)の中で、汽水・淡水魚類部門で、希少種(平成6年にカテゴリーの見直しにより「絶滅危惧IB類」に変更)にランク付けされているほか、青森県が平成12年に発行している「青森県の希少な野生生物」(青森県版レッドデータブック)でも、最重要希少野生生物にランク付けされるなど、全国的に生息地は減少してきています。

繁殖力が弱く、生物学的に近い種であるモツゴとの交雑が進めば、ほとんどがモツゴになることが実験で確認されているため、生息地へのモツゴの侵入が危惧されているほか、ブラックバスなど外来魚による食害が問題となっています。

平成6年に発見した市民団体の要望を受け検討した結果、その希少性を根拠として平成9年4月28日に市としてシナイモツゴを保護していくことになったほか、平成12年10月31日には、学術的価値が高いとして青森市の天然記念物に指定しました。

なお、シナイモツゴの名前の由来となっている「品井沼」のある宮城県鹿島台町でも町の天然記念物に指定しています。

お願い

  • 市指定文化財は、市の文化財保護条例によりその現状や保存に関して保護されています。
    ・指定地(又八沼)での生物の放流、釣りなど生物を傷つける行為、ゴミの投棄などを行わないでください。
  • ブラックバスやブルーギルは、シナイモツゴなどの在来魚を食べるどう猛な魚です。
    ・青森県内水面漁業調整規則では、許可なくブラックバスなどを放流することは禁じられています(違反者は罰則あり)。
    ・釣ったブラックバスは再放流しないでください。

問合せ

所属課室:青森市農林水産部水産振興センター

青森市清水字浜元188-34

電話番号:017-754-2064

ファックス番号:017-754-3201

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