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更新日:2022年4月25日
麻しん(はしか)は、麻しんウイルスに感染することで発症します。
感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続するといわれています。
約10~12日
発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状と結膜炎症状(結膜充血、目やに等)が現れます。2~3日熱が続いた後、1℃程度下がり、再び39℃以上の高熱と発疹が出現します。発疹は首の後ろ、耳の後ろから、顔、全身へ広がります。発疹が現れる1~2日前頃に頬粘膜(口のなかの頬の裏側)奥に、周囲に赤味を伴った1mm程度の中心白色の小斑点(コプリック斑)が出現します。コプリック斑は麻しんに特徴的な症状ですが、発疹出現後2日目を過ぎる頃までに消えてしまいます。
また、肺炎、中耳炎、喉頭炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状と結膜炎症状がある場合は、あらかじめ医療機関に電話連絡の上、受診してください。
麻しんワクチンが有効な予防法です。
最近は成人の麻しん患者の割合が増加しています。
定期接種の対象者だけでなく、医療・教育関係者や海外渡航を計画している成人も、麻しんの、り患歴や接種歴が明らかでない場合は予防接種を検討してください。
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