赤い絲プロジェクトとは
青森市と函館市のツインシティ(双子都市)提携20周年を記念して、両市のさらなる連携を深め、青函圏での新たな魅力づくりを進めていくため両市共同で推進しているプロジェクトです。
これは、平成21年に生誕100年を迎えた青森市ゆかりの作家太宰治の「思ひ出」という作品に出てくる「赤い絲」の一節にちなみ、青森と函館が赤い絲で結ばれているというストーリー性をもたせながら、赤い絲の物語を両市に根付かせて、全国へ発信していこうとするものです。
赤い絲モニュメント
このモニュメントは、青森市と函館市のツインシティー(双子都市)提携20周年を記念して、制作したもので、旧制中学時代を青森市で過ごした太宰治(1909-1948)が小説「思ひ出」の中で、弟礼治と青森港桟橋から海峡を渡る連絡船を眺めながら、運命の女性と結ばれる“赤い絲”について語り合った挿話を基に、両市の大学生や高校生などの協力により、お互いの絆を深めるモニュメントとして、両港にそれぞれ設置したものです。
モニュメントタイトル 「ふたり」
制作者 彫刻家 峯田 義郎
設置年月日 平成21年11月11日
設置場所 青森市 青い海公園(青森駅東口より徒歩約8分)
函館市 緑の島(JR函館駅より車で約8分)
秋のはじめの或る月のない夜に、私たちは港の桟橋へ出て、
海峽を渡つてくるいい風にはたはたと吹かれながら、赤い絲について話合つた
太宰治『思ひ出』(抜粋)
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