アメリカシロヒトリの駆除
更新情報
- 2025年7月7日駆除法の駆除時期について更新しました。
 
アメリカシロヒトリはヒトリガ科の仲間で、6~7月、8~9月(気温等により変動あり)の年2回幼虫が発生し、糸を吐いて巣網をつくり集団で生活した後、分散して葉を食べます。
また、その樹木にとどまらず周辺の樹木に移動する場合もあり、被害が拡大する恐れがあります。
この幼虫の体色ははじめ淡黄色ですが、発育するにつれ背面が灰黒色、側面が灰黄色に変わり、白い体毛が生えることにより全体的に白っぽく見えます。
その後、さなぎ、成虫へ変態したアメリカシロヒトリは、5~10日間の生存期間中に1,000個以上の卵を葉裏に数百個ずつ産み分けます。
被害を受ける樹木
サクラ、プラタナス、ハナミズキ、クワをはじめほとんどの樹木が被害を受けます。
駆除法
基本的な防除方法としては、幼虫が巣網の中にいる6月頃と8月頃に枝ごと摘み取り処分する方法があります。その他に、幼虫発生初期に噴霧機により薬剤を1~2回散布する方法も効果的です。
どちらの方法においても、巣網から分散する前に実施することが効率的ですから、発生しやすい時期にこまめに観察することがポイントです。
なお、噴霧機を利用する場合には、風の影響により近隣にお住まいのかたに迷惑をかける場合がありますので、風の弱い日に一声かけてから実施しましょう。
駆除に使う薬剤の例
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 薬品名  | 
 希釈倍率  | 
|---|---|
| 
 スミチオン乳剤  | 
 500~1,000倍  | 
| 
 オルトラン水和剤  | 
 1,500~2,000倍  | 
| 
 トレボン乳剤  | 
 4,000倍  | 
参考
- 100cc単位もしくは500cc単位で販売されています。
例えば、100ccの薬剤を1,000倍に希釈すると、100リットルの薬液ができます。 - 樹木の大きさにもよりますが、樹木1本につき10~20リットルが使用の目安です。
 
薬剤の使用に当たっては、使用説明書等をよく読んで安全に使用してください。
薬剤噴霧機の無料貸出し
市民の皆さんが各自で防除できるよう、薬剤散布のための噴霧機を無料で貸出ししています。数に限りがありますので、町会や近所ぐるみで実施するなど、地域単位で利用することが効果的です。
なお、貸出しに関する詳細は次のとおりです。
貸し出し期間
5月1日~10月末まで
噴霧機の設置場所(次の表のとおり)
| 
 噴霧機の設置場所  | 
 住所  | 
 電話番号  | 
|---|---|---|
| 
 油川市民センター  | 
 羽白字池上197-1  | 
 017-788-1201  | 
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 西部市民センター  | 
 新城字平岡163-22  | 
 017-788-2491  | 
| 
 沖館市民センター  | 
 沖館一丁目1-11  | 
 017-761-4161  | 
| 
 古川市民センター  | 
 古川三丁目7-14  | 
 017-776-8082  | 
| 
 大野市民センター  | 
 大野字若宮71  | 
 017-739-6228  | 
| 
 荒川市民センター-  | 
 荒川字柴田129-1  | 
 017-739-2343  | 
| 
 桜川福祉館  | 
 桜川五丁目19-3  | 
 017-741-3256  | 
| 
 横内市民センター  | 
 横内字亀井28-2  | 
 017-738-8723  | 
| 
 浜田福祉館  | 
 青葉三丁目8-1  | 
 017-739-5782  | 
| 
 東部市民センター  | 
 原別三丁目8-1  | 
 017-736-6255  | 
| 
 ほろがけ福祉館  | 
 小柳六丁目2-7  | 
 017-742-8165  | 
| 
 戸山市民センター  | 
 蛍沢四丁目1-4  | 
 017-734-0720  | 
| 
 生活衛生課  | 
 佃2丁目19-13  | 
 017-765-5288  | 
| 
 浪岡振興部市民課  | 
 浪岡大字浪岡字稲村101-1  | 
 0172-62-1140  | 
貸出しに関する注意点
- 貸出しは噴霧機のみのため、薬剤は各自でご用意ください。
 - 各施設の開館時間及び休館日は、直接各施設にご確認ください。
 
このページに関するお問い合わせ
青森市保健部青森市保健所生活衛生課
〒030-0962 青森市佃二丁目19-13 青森市保健所別館
電話:017-765-5288 ファックス:017-765-5283
お問合せは専用フォームをご利用ください。
