熱中症を予防しよう!

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ページ番号1008777  更新日 2025年4月1日

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熱中症とは

熱中症とは、温度や湿度が高い環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分(ナトリウム)のバランスが崩れ、体温の調整機能が上手く働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。
屋外だけでなく、室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。

このような症状があったら、熱中症を疑いましょう。

  • めまいや立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り
  • 頭痛、吐き気・嘔吐、倦怠感、虚脱感
  • 高体温(触ると熱い)、けいれん、意識障がい(呼びかけに反応しない)などがある場合は重症


環境省では、熱中症について学べる動画を配信しています。

こんな時は熱中症に注意

気温や湿度などの環境条件だけではなく、体調や暑さに対する慣れなどが影響して起こります。
急激に暑くなった日や、気温がさほど高くない日でも湿度が高い日や風の弱い日には注意が必要です。

熱中症は、屋外の作業やスポーツ中に起こるだけではなく、室内で安静にしていても、室温・湿度が高いときには起こることがあります。

また、環境省では熱中症になりやすい状態を示す指数として「暑さ指数(WBGT)」を発表しています。
同じ気温でも湿度や日差しの違いによって、熱中症になりやすい場合があります。この暑さ指数(WBGT)を熱中症予防に活用しましょう。

 

また、熱中症はスポーツ活動や労働作業時だけでなく、日常生活時でも多く発生しています。
日本生気象学会より、暑さ指数(WBGT)に応じた日常生活、運動時における熱中症予防のための指針が示されています。
熱中症予防にぜひご活用ください!

熱中症予防のために

暑さを避ける!

  • 扇風機やエアコンで温度をこまめに調節をしましょう
  • 遮光カーテン、すだれ、打ち水を使用しましょう
  • 外出時には日傘や帽子を使用しましょう
  • 天気の良い日は日陰の利用、こまめな休憩をしましょう

こまめに水分を補給する

室内でも、外出時でも、のどが渇いていなくても、こまめに水分・塩分を補給しましょう。

  • 水分補給の目安は1日1.2L(数回に分けて)
  • 大量に汗をかいたら塩分も補給する。

特に高齢者は体内の水分が少ないため、のどが渇かなくてもこまめに水分を取りましょう!
 

日ごろから健康管理

  • 毎朝の体温測定で平熱を知ろう
  • 体調が悪いと感じたら体温測定

特に子どもは顔色や汗のかきかたに注意が必要です!

  • 顔が赤く、ひどく汗をかいている場合には涼しい環境で十分な休息を!
  • のどが渇いていないかなど、観察が必要です。

熱中症になったときの対処法

熱中症が疑われる人を見つけたら

  1. エアコンが効いている室内や風通しの良い日陰など、涼しい場所へ避難させる
  2. 衣服をゆるめ、身体を冷やす(首回り、脇の下、足の付け根など)
  3. 水分・塩分、経口補水液などを補給

こんな時は救急車を呼びましょう

  1. 意識がない
  2. 自力で水分摂取できない
  3. 対処を講じても症状が改善しない

このようなときは、ためらわずに救急車を呼びましょう!!

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このページに関するお問い合わせ

青森市保健部青森市保健所健康づくり推進課
〒030-0962 青森市佃二丁目19-13
電話:017-743-6111 ファックス:017-743-6276
お問合せは専用フォームをご利用ください。