『浪岡町史』第4巻の発刊が間近(12月末予定)に迫っておりますのでご紹介いたします。
第4巻は近・現代編として、明治から平成までの浪岡地域の政治・経済・社会・農業・教育・文化・人物・生活といった内容を通史としてまとめたもので、Y部「浪岡の近・現代」、Z部「21世紀を迎えて」、[部「記憶に残る浪岡」の3部で構成されています。
より町民の皆様方に親しみやすく読みやすくを重点とした町史となりました。
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多彩な執筆陣による見所 をご紹介いたします。
稲葉克夫(編集委員)
第4巻全体の編集を担当し、箱館戦争で浪岡の地に転陣してきた清水谷公考ほか、政治全般の執筆を通して活力あふれる人々を紹介
平野守衛(執筆委員)
旧浪岡小学校などのエピソードほか寺子屋教育から現代の教育活動まで
中野渡一耕(執筆委員)
難解な明治期の地租改正を整理
小野知行(執筆委員)
明治期の神仏分離と浪岡の社寺に関して
奈良岡洋一(執筆委員)
明治から現在に至るまでのリンゴ・米作など農業関係全般
北畠昭智(執筆委員)
戦争における戦没者の名簿、体験者の聞き書きを通して戦争の悲劇を伝える
平野藤男(執筆委員)
キリスト教伝道に励んだ平野栄太郎牧師や、労働運動に殉じた相澤良など社会・経済の幅広い分野
今靖行(執筆委員)
横綱隆の里(鳴戸親方)をはじめとする浪岡町出身の力士やスポーツで活躍した人物を紹介
長谷川孝治(執筆委員)
阿部合成・常田健・平井信作といった郷土が誇る偉才たちの素顔
鳴海弘子(執筆委員)
近代文学の流れを網羅し、歴史に埋もれた小説家阿部幾男や、現在までの芸術文化の担い手達を紹介
三浦貞栄治(執筆委員)
民俗学の立場から、地域懇談会での聞き書きを中心として失われつつある生活を浮き彫りにする
また、執筆協力員として元浪岡町長の平野良一氏のコラムなどがあります。
浪岡町の足跡を辿る記憶のアルバムとして1冊いかがでしょうか?
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巻頭グラビアの一部レイアウト |
『広報なみおか』平成16年(2004)12月1日号に掲載
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