![]() 現在、市内で発見されている遺跡は290か所(10年3月現在)で、そのうち縄文時代早期の遺跡は8か所が確認されており、いずれも市域南側の標高10〜20メートルの丘陵地帯にある。
当時の生活の痕跡としては、直径1メートル前後、深さ30〜60センチメートルの円形の穴が発見されており、 早期の住居跡は、市内では未だ発見されていないが、津軽海峡を挟んだ函館市の中野B遺跡では、同時代の大集落が発見されている。 市内でも今後の発掘調査で、三内丸山遺跡以前の縄文時代早期の大集落の発見が、期待されているところである。 【考古部会執筆編集員 成田滋彦】 ※『広報あおもり』1998年6月15日号に掲載 |
![]() |
![]() |
![]() |