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市民の声 八甲田丸の修繕費用捻出について

受付年月日 2023年10月27日
性別 男性
年代
テーマ 八甲田丸の修繕費用捻出について
分野 公共施設の管理
提言内容(要約)  民間事業者の資金やノウハウを活用して修繕費用や今後の維持費用を捻出するために、八甲田丸のレストラン跡で船上スターバックスコーヒーを運営できないだろうか。
理由として、まず、スターバックスは海や港町と関わりが深い企業であり、青森市も生粋の港町であること。そして、青森市はコーヒー飲料消費量が日本一であり、現在は純粋なコーヒー消費量日本一を目指してイベントが開かれるなど、コーヒーにも親和性が高い街であることがあげられる。スターバックスは、港町青森及びウォーターフロントエリアの象徴・八甲田丸にふさわしい企業だと考える。
 八甲田丸ではかつて、船上レストランやカレーショップが運営されていた。一方スターバックスでは豪華客船での船上店舗の運営経験がある。つまり、八甲田丸側もスターバックス側も、船上での運営における設備・ノウハウを持っているということになる。
 八甲田丸は、10年ほど前に廃船議論が持ち上がった際は保存が決定されたと聞くが、現在、再び老朽化が目立ってきている。今後も八甲田丸が港町青森の海のシンボルとして存在し続けられるように、かつて船上レストランとして運営されていた空きスペースを民間の力によって活用し、より安定した収入源を確保するべきではないだろうか。
 実現すれば、係留している船としては世界で唯一の船上店舗となり、スターバックス目当てに来た客が、八甲田丸にも興味を持ち、青函連絡船や"港町青森"の歴史を学べるきっかけにもなり、青森市への観光客増加に一役買ってくれることだろう。また、スターバックスや市内コーヒー店と協力し、日本一のコーヒーの街・青森を目指すイベントや施策をするのも面白いかもしれない。
 八甲田丸には現在利用されていない屋外通路があり、それらを利用すれば調理設備のあるカレーショップ跡地から甲板まで、入場券が無くても移動できる。甲板をテラス席として開放し、コーヒーを片手に青森の美しい海や街並みを見られたなら、どんなに素晴らしいだろうか。何卒ご一考のほど、よろしくお願いいたします。
回答内容(全文)  この度は、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を活用した取組に関する貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。
 スターバックスコーヒーは、全国47都道府県に1,800以上の店舗を構える世界的に有名なコーヒーチェーンであること、また、ウォーターフロントエリアの「ねぶたの家ワ・ラッセ」西の広場などにおいて、青森のコーヒー文化を高め、より多くの人にコーヒーの美味しさを広めるとともに、コーヒー消費量全国1位の県にすることを目的とした活動を行っている団体があることについては承知しております。
 八甲田丸の管理運営につきましては、民間事業者の専門的な手法や経営ノウハウを活用し、市民サービスの向上と経費の縮減等を図るため、指定管理者制度により運営しています。
 八甲田丸のレストランは、民間事業者が運営していましたが、採算がとれないなどを理由に平成15年に撤退し、現在も出店していないことや、今後新たなテナントが出店する場合、老朽化した設備の修繕等に一定の費用を要するものと想定されることなどから、当該区画での飲食店の運営には様々なハードルがあるものと考えられますが、今般いただいたご意見につきましては、指定管理者にお伝えいたします。
 本市といたしましては、指定管理者に対し、八甲田丸の魅力アップに向け、民間事業者や関係団体等との連携した取組の実施を促すとともに、港町として発展してきた本市を支えた青函連絡船80年の歴史などを伝える貴重な財産である八甲田丸を今後も適切に保存し、次世代に引き継いでまいります。

【担当課:経済部観光課】
回答日 2023年11月21日

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