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市民の声 市民プールでのウェアラブル端末の利活用について

受付年月日 2023年7月25日
性別 男性
年代 50代
テーマ 市民プールでのウェアラブル端末の利活用について
分野 公共施設の管理
提言内容(要約)  近年のデジタル技術の進展により、屋外、屋内を問わず、運動の際にウェアラブル端末と称する腕時計型の活動計を利用することで、活動量を手間なく測定し、無理のない運動、効率のよい運動に結び付けることが可能となっています。
 他方、青森市の市民プールでは、当該ウェアラブル端末が他の利用者に当たり不慮の怪我が生じる恐れや、ウェアラブル端末のガラス部品の破損などが生じた場合、水中では破片を回収することが容易でなく、他の利用者の支障となる恐れ等の理由により、その利用を禁止していることと承知しています。
 しかし、活動量を測定し、健康維持に役立てるメリットは大きいものがあり、市民の健康管理や健康増進の観点からも、その活用を検討する段階にきているのではないでしょうか。
 他地域の例ですが、ウェアラブル端末全体を覆うシリコンカバーを装着した場合に限り利用可能とする、あるいは混雑状況から問題ない場合に限り利用を認めるなど、相互に無理のない活用方法を模索している現状があります。
 ロッカーのカギを腕につけることを容認している以上、シリコンカバー付きのウェアラブル端末を禁止する理由は「他の利用者からのクレーム」以外に乏しいように思われます。新たな技術を否定するのではなく、一定期間の丁寧なアナウンスを行ったうえで、ルールの変更を検討できないでしょうか。
 なお、青森県内の他地域でも、徐々にウェアラブル端末の利用を可能としている施設があらわれてきているようであり、県都である青森市が時代にあわせてルールを変革してゆくことを望むものです。
回答内容(全文)  日頃から青森市のプールをご利用いただきありがとうございます。
 プールの管理運営に当たっては、利用される皆様に安全かつ安心にご利用いただけるよう、利用者同士の衝突によるケガや沈溺などの水上事故の未然防止はもとより、プライバシー保護・防犯上の観点から、プールサイドへのスマートフォンやカメラ機能がついている機器の持ち込みはご遠慮いただいております。
 今般、ご提案のありましたウェアラブル端末の利用につきましては、シリコンカバーでウェアラブル端末を覆った場合、利用者同士の衝突によるケガの発生頻度は低減されるものの、ウェアラブル端末にはカメラ機能が付いたものもあり、無断撮影によるプライバシーの侵害が懸念されることや、外観からはカメラ機能の有無の判別が容易ではないことから、現在のところ、利用制限を緩和する予定はございませんが、他都市の状況を踏まえながら、検討を継続してまいります。

【担当課:教育委員会事務局中央市民センター、経済部地域スポーツ課】
回答日 2023年8月16日

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