ここから本文です。
受付年月日 | 2021年3月23日 |
---|---|
性別 | |
年代 | |
テーマ | 子ども達の教育について |
分野 | 教育 |
提言内容(要約) | 2019年11月に八戸市新井田の路上で小学6年生が中学2年生にカッターで切りつけられる事件が発生した。「殺すつもりだ」「誰でもよかった」少年は急いで逃げる様子もなく、悠然と歩いて帰っている。 彼は、きちんと受け止めてくれる人間に恵まれないまま成長してきたのではないかと思えてならない。背景に「人権教育」の薄さ。「書く・読む」に比べ「話す・聞く」力を高める教育の薄さを感じる。人権保障の歴史は子ども達の教育にとても大事なことであると考える。 子どもたちの「自信」を回復させるため、話す力。聞く力。より一層高める教育はとても重要と考える。 |
回答内容(全文) | 教育委員会においては、子どもたちが発達の段階に応じて、人権感覚を身に付けることが大切であると考えています。 なお、人権感覚は、言葉で説明するだけで身に付くものではなく、「自らの大切さ」、「他の人の大切さ」が認められていることを実感し、そのことが態度や行動にまであらわれるような指導を通して身に付くものと考えています。 そのため、各学校においては、人権感覚を育むため、教科、道徳等、教育活動全般において、自分の考えを適切かつ豊かに表現すること、相手が理解できるような伝え方、相手の主張を正確にとらえることなどについて指導しているところです。 このような指導を通して、自分の要求を一方的に主張するのではなく、建設的な手法により、人間関係を調整し、自他の要求を満たせる解決方法を見い出すなど、人権感覚を身に付けた子どもの育成に努めているところです。 今後におきましても、市民の皆様の御理解と御協力を得ながら、人権教育を推進して参ります。 【担当課:教育員会事務局指導課】 |
回答日 | 2021年4月1日 |
Copyright © Aomori City All Rights Resereved.