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市民の声 青森市の人口増加策について

受付年月日 2020年4月2日
性別 男性
年代
テーマ 青森市の人口増加策について
分野 行政一般・その他
提言内容(要約) 総務省が公表した人口移動報告によると、本県は転出者が転入者を6千人あまり上回る転出超過です。全国で9番目に多いです。県内市町村で最多は青森市で1,363人、昨年3月に高校卒業し就職した人に占める県外就職の割合が45.6%は全国で最も高い係数です。
 私は「人口問題」に注視しています。「出生数急減」への対応策を早急にとるべきです。急減している背景には出産適齢期の20~49歳の女性人口の減少が影響しています。同階層の人口は2010年の2,426万人から2019年は2,226万人のおよそ200万人も減少しています。出生率が上昇しても出生数は減少します。人口の増加策は数多くあると思います。国、県、市が一体となって早期に思索し、「実行、成果」をあげることが急務だと思います。
回答内容(全文) 人口減少には2つの要因があります。
 1つは「自然減」で、本市の平成30年の状況は、出生数が年間約1,800人まで落ち込んだ一方で、高齢者世代の増加により死亡数が年間約3,700人と増加傾向になっており、死亡数が出生数を約1,900人上回っています。
 もう1つは「社会減」で、進学や就職などを契機に若年層が県外に転出することにより、転出者数が転入者数を年間約1,100人上回る転出超過となっています。
 この2つの要因により、本市では年間約3,000人の人口が減少している状況です。
 しかしながら、18歳から23歳の若年層の転入・転出状況をみると、平成27年と28年は年間約800人の転出超過であったのに対し、平成29年は約723人、平成30年は672人の転出超過と、少しずつ改善もみられることから、更に転出超過数が改善されるよう努める必要があると考えています。
 このような状況を踏まえ、本市では、人口減少対策として、転出者数が多い若年層が「青森市で仕事を見つける」「自ら魅力的な仕事を起業する」など、青森市で働きたいと思う人達を増やしていくための「しごと創り」が最も効果的であると考えており、国の交付金を活用し、遊休不動産等を再生して新たな雇用・事業創出を図るリノベーションまちづくり推進事業をはじめとした起業・創業支援に積極的に取り組んでいます。また、県と連携して移住検討者向けの動画制作や移住体験ツアーを実施するなど、Uターン就職支援、移住・定住対策などの事業にも取り組んでいます。


【担当課:企画部企画調整課】
回答日 2020年4月28日

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