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受付年月日 | 2018年10月12日 |
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性別 | 男性 |
年代 | 60代 |
テーマ | 市営バスの常態的な遅延について |
分野 | 生活・地域づくり|雪|都市整備・道路|交通機関|行政一般・その他 |
提言内容(要約) | (1)遅延情報(バスの現在地、遅れ等)の発信を要望します。どの程度の遅れかとおおよその待ち時間がわかれば職に就いているかたがたのためになります。 (2)ICカード支払いシステムの導入を要望します。乗った停留所、降りる停留所、高齢者や障がい者向けのサービスを受けている人等のデータをICカードに入れておけるので、支払いが現金になってしまう場合でも利便性は今よりも向上します。 (3)領収書、遅延証明書をバス内で発行できるシステムを要望します。停留所番号、時間がバス内のシステムに保管されているのですからレシート発行システムを追加するとすぐにできるはずです。 (4)公共車両優先システムの導入を要望します。公共交通機関が優先されずにどうするのですか。青森は交通マナーが良い地域ではないのですから、そういった啓発や教育をしていくと同時にバスが優先されることを打ち出してください。 (5)青森駅前や古川など複数個所に分散している停留所は、番号までを停留所名に変更することを要望します。バス停の位置がまるで分からないからです。現地に行ったとしてもすべて回らなければ特定できない。 (6)バス停の位置を検索できるシステムの作成またはグーグルやヤフーへのデータ提供を要望します。乗り換え検索ができると言っても地図上での検索は容易でない。 |
回答内容(全文) | このたびは多方面にわたり、貴重なご意見をいただきありがとうございました。 現在、市交通部では、利用者の減少などにより経営が極めて厳しい状況にあることから、今年2月に策定した「青森市交通事業経営改善計画~チャレンジプラン2017~」に基づき、今できることを中心に、様々な経営改善を進めているところです。 個別の内容につきましては、下記のとおり回答させていただきます。 (1)現在の市営バスのダイヤは、冬期間も同様の通年ダイヤとして、各路線やバス停留所間の運行データなどを確認し、できるだけ実態に沿った時刻の設定に努めております。 ご指摘いただいた運行の遅延については、特に冬期間においては道路状況により定時性の確保が困難な場合があることから、遅延運行情報についてツイッターにより情報発信を行っております。 また、今後においては、定時性の向上を図るため、季節ごとの環境の変化に対応した夏期ダイヤ・冬期ダイヤを設定することとしており、より現状に即したダイヤの編成に向けて検討しているところであります。 (2)ICカードシステムについては、他都市の状況を調査するとともに、他の交通事業者との情報交換等により、導入効果や課題等を検証しているものの、その導入には多額の経費を要することから、平成32年度に策定予定の「経営戦略」の中で検討することとしています。 (3)領収書、遅延証明書ともに必要な方には、東部営業所、西部営業所の両営業所で発行しているほか、市営バス乗車券青森駅前発売所、NTT青森支店前発売所にて申込も受付をしております。車内での発行につきましては、処理における時間を要し、運行に支障を及ぼす懸念があるため取り扱いは考えておりません。 (4)公共車両優先システムについては、バス事業者のみならず関係機関との協議・調整が必要であり、信号機の改良やセンサーの設置などは、道路管理者や警察などの協力を得て共同で事業化する必要があるため、現在のところ実現の目途はたっておりません。 (5)青森駅や古川など同じ名前で乗り場が複数存在するバス停留所については、このことに関連して現在、路線名の簡素化や記号による表記の検討を進めており、その際に、停留所の番号も含めて分かりやすく情報提供できるよう総合的に検討してまいります。 (6)バス停留所の位置も含めたバス情報については、グーグルやジョルダン、ナビタイム等へのデータ提供をすでに行っております。ぜひご活用ください。 【担当課:企業局交通部管理課】 |
回答日 | 2018年11月7日 |
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