ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 歴史 > メールマガジン「あおもり歴史トリビア」 > 「あおもり歴史トリビア」第104号(2014年4月25日配信)
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更新日:2015年7月1日
桜も開花し、春たけなわの今日このごろ、ゴールデンウィークをどのように過ごすか計画中のかたもいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、合子沢記念公園についてお話します。
平成9年(1997)9月28日「つたえよう 世界へ未来へ 青い森」をテーマに皇太子ご夫妻をお迎えし、「第21回全国育樹祭」が青森市で開催されました。雲谷の岩木山展望台から西へ2キロほど向かったところに位置する合子沢記念公園は、この育樹祭の式典会場や、「豊かな森林(もり)づくり事業」により整備した施設を、平成10年4月に市制100周年事業の一環として設置したものです。
育樹祭の式典会場
公園の名称は、市民交流の場、自然とのふれあいの場、林業体験・学習の場からなる「市民の森林(もり)」として、広く市民に親しまれる公園となるよう平成9年12月から平成10年1月にかけて、市民に名称を募集し、178件の応募の中から、「合子沢記念公園」と名付けられました。
公園は、スギ、アカマツ、ミズナラ、コナラなどの木々や貴重な草花があり、ピクニックやキャンプなどに使用できる芝生広場、足に優しいウッドチップでできた林間歩道、ひば造りの野鳥観察施設があり、トビやハヤブサ、季節の鳥を観察でき、自然を満喫できます。
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また、公園区域内には、ニホンカモシカ、キツネ、タヌキなどの野生動物が生息しています。私も、毎年、春に愛犬と訪れ林間歩道を散歩します。歩道の入り口に、カタクリのピンクのかわいらしい花のお迎えがあり、あずまやを通り、少し急な木の階段を登り、野鳥の池に辿り着きます。
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ある早朝、公園内でキツネに、公園付近でテンに遭遇したことがあります。キツネを見た瞬間、自分の犬の色と似た茶色だったので、犬と見間違かったかと思いましたが、ぴょんと飛び跳ね、尻尾がふわりと長かったので、キツネだと確信しました。テンは、黄色が鮮やかで美しく、すばやく山へ入って行きました。
運がよければいろいろな動物にあえるかもしれません。よろしければ、4月29日(火曜日)から11月15日(土曜日)まで開園しますので、足を運んでみてください。
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