住宅用火災警報器について
火災予防
住宅用火災警報器お手柄事例(青森消防本部管内)
命を守った警報器!!
~住宅用火災警報器を設置して、おかげで助かりました~

- 平成19年10月、70歳代の夫婦の住宅で、夜10時頃に住宅用火災警報器の「ピーピー」という音を聞き、台所へ行くとガスレンジから火が出ていました。初期消火は間に合いませんでしたが、避難し無事でした。(全焼火災・人的被害なし)
- 平成20年1月、親子で自宅の1階にいたところ、2階の寝室から「ピーピー」という住宅用火災警報器の音がしたので、見に行くと、布団が焦げて室内に煙が充満していました。すぐに、119番通報したので、布団と畳を焦がしただけで済みました。(ぼや火災・人的被害なし)
- 平成20年5月、アパートの住人が、ゆで卵をつくるためガステーブルに鍋をかけ点火し、居間で休んでいるうちに眠ってしまい、隣の部屋の住人が住宅用火災警報器の音に気づき、ドアを叩いて知らせ、消防に通報しました。(建物・人的被害なし)
- 平成20年11月、2階寝室で就寝中に住宅用火災警報器の音で目が覚めて1階へ降りたところ、煙が充満し台所から炎が見えたので、水道水をかけて消火するとともに消防に通報しました。(ぼや火災・人的被害なし)
- 平成20年12月、母親がガステーブルに天ぷら鍋をかけたまま、外で雪かきをしていました。2階で就寝中の子供が住宅用火災警報器の音で目を覚まし、1階へ降りたところ、煙が噴出し台所に炎が見えたので、2人で消火を試みたが失敗し外へ避難しました。(半焼火災・人的被害なし)
- 平成21年3月、ガステーブルに鍋をかけお湯を沸かしたままで外出したところ、暫くしてから近隣の住人が警報音を聞き、音の鳴っているお宅が留守だったため消防へ通報しました。消防が到着して確認すると、部屋が煙で充満していましたが、火災には至りませんでした。(建物・人的被害なし)
- 平成21年8月、アパートの住人が向かいの部屋から警報音が鳴っているのを聞き、ノックしてドアを開けると煙が見えたので消防へ通報しました。部屋の中ではガステーブルにかけた鍋が焦げ、また部屋の住人は就寝中でした。(建物・人的被害なし)
- 平成22年2月、寝室でテレビを見ていたところ、別の部屋から警報音が聞こえたので確認のため寝室を出ると煙が充満していました。警報音が鳴っている居間の戸を開けると煙が噴き出したので、急いで避難しました。(半焼火災・1名負傷)
- 平成22年6月、ガステーブルで魚を焼いていたことを忘れ、外で草刈をしていたところ、警報音が鳴っているのに気づき、自宅の開口部から煙が見えたので台所に戻ると、ガステーブル周辺から炎が見えました。水で濡らしたバスタオルをかけて消火し、消防へ通報しました。(部分焼火災・人的被害なし)
- 平成23年3月、通行人が住宅からの警報音と焦げ臭いにおいに気づき、近所の人達へ119番通報を依頼しました。消防が到着後確認したところ、住人は不在で和室の一部が燃えていました。(部分焼火災・人的被害なし)
- 平成23年3月、アパートの住人が下の階から警報音が鳴っているのに気づき、音の鳴る部屋まで行くと焦げ臭いにおいと煙が見えたので、大家に伝えました。その部屋の住人は不在だったので合鍵を使って中に入るとテーブルの上から火が見えたので、水道水で消火しました。(ぼや火災・人的被害なし)
- 平成23年9月、夜中家人が就寝中に警報音が聞こえ、起きて隣の部屋を確認すると部屋の一部から炎が立ち上がっていたので、水道水で消火しました。(ぼや火災・2名負傷)
- 平成25年1月、朝方家族が就寝中に警報音が聞こえ、目を覚ますと室内には煙が充満しており、また1階から炎が噴出しているのが分かったので、はしご等を使用して屋外へ避難しました。(全焼火災・2名負傷)
- 平成25年2月、ストーブに火を点けトイレに行ったところ、暫くして警報音が聞こえたので急いで戻ると、ストーブが異常燃焼し炎が大きくなっていたので、消火器を使用して消火しました。(建物・人的被害なし)
- 平成25年9月、ガステーブルに鍋をかけ卵を煮ていたが、そのまま寝室で眠ってしまい、暫くして警報音が鳴っているのに気づき、ガステーブルの火を消したため火災に至りませんでした。(建物・人的被害なし)
- 平成27年9月、ガステーブルに鍋をかけお湯を沸かしていたが、そのまま居間で眠り込んでしまい、暫くして警報音が鳴っているのに気づき、台所へ行くとガステーブルの奥から炎が立ち上がっていたので屋外へ避難しました。(全焼火災・1名負傷)
- 平成28年1月、ストーブに火を点け別室に行ったところ、暫くして警報音が聞こえたので急いで戻ると、ストーブの周りから炎が立ち上がっていたので、水道水を使用して消火しました。(ぼや火災・人的被害なし)
- 平成28年3月、郵便局員が郵便物を配達中、住宅から警報音が聞こえ、さらに何かが燃えているような臭いがしたので、玄関から声掛けすると高齢者の声が聞こえました。異常を感じたため家の中に入ると部屋の一部が燃え、また倒れた高齢者を見つけたので、近所の人達と協力して高齢者を屋外へ搬出し、また消火器で消火を試みました。(半焼火災・1名負傷)
- 平成28年10月、食用油の処理をするため油の入った鍋をガステーブルにかけて加熱中、そのことを忘れ外出しました。暫くして帰宅すると、家の前で警報音が聞こえたのでガステーブルを使用中だったことを思い出し、急いで台所へ行くと鍋から炎が立ち上がっていたので、座布団等を被せ消火しました。(ぼや火災・1名負傷)
奏功事例を追記しました。つけててよかった!住警器(R2.11.19)(PDF:194KB)
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消防からのお知らせ
悪質な訪問販売に注意しましょう!
- 消防職員や消防団員が個人のお宅を訪問し、住宅用火災警報器の斡旋や販売をすることはありません。
- 消防署や市役所が特定の業者に斡旋や販売の依頼をすることはありません。
- 訪問販売では、クーリングオフ制度が認められています。契約書を渡された日から8日以内であれば、書面で契約を解除できますので、契約書や領収書などを確実に保存し、消費生活センターなどにご相談ください。
- 青森市民消費生活センター/TEL017-722-2326
NSマークの付いたものを購入しましょう
住宅用火災警報器等の基準は、総務省令で定められ、日本の住環境に合った規定となっております。日本消防検定協会で試験を行った製品には、NSマークが付き、検定品として販売しておりますので、購入時にはこのNSマークの付いた警報器を選びましょう。
値段はどのくらい?
電池の種類や警報音の種類により値段もことなりますが、目安として1個3千円~4千円前後です。
購入できるところ
ホームセンター、家電販売店、防災設備等の取扱店でご購入できます。
住宅用火災警報器等に関するお問合せ・ご相談は、下記までお気軽にどうぞ。
青森消防本部予防課017-775-0853