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ホーム > 水道事業 > おいしい水を守るために > 日本一おいしい水の源「横内川」

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更新日:2016年3月31日

日本一おいしい水の源「横内川」

「横内川」の特徴

岩魚や山女、カジカなどが生息する横内川水系は、八甲田連峰の前岳(1,252m)に源を発し、西は雲谷峠及び萱野高原を含む国道103号以東、東は按ノ木森山の西側斜面までの沢水や湧水が集まり真北に17km流下して本流の堤川に合流するまでの、流域面積約38平方キロメートルの河川です。
この横内川を育む八甲田連峰は、ブナやミズナラ、コナラなどの樹木が繁茂する自然豊かな環境であり、また、冬には約3,000万立方メートルを超える大量の雪が降り積もります。この雪解け水や夏場の雨水がゆっくり地下に浸透し、やがて長い年月をかけて湧水となり横内川に注ぎ、青森市民の生命と暮らしを支える水道水源となっています。


横内川源流

「日本一おいしい水」の由縁

横内川の河川流量は、春の雪解け時には1日約30~40万立方メートル、夏の渇水期では約5~6万立方メートルあり、年平均水温は約8度です。また、上流に人家や耕地が無いため汚染の心配が少ないほか、小河川で勾配がきついことから雪解け時や降雨後においても濁水の回復時間が短く、水質は年間を通し極めて良好で安定しています。
この横内川を水源として水づくりを行う横内浄水場の水道水は、昭和59年に厚生省(現厚生労働省)の「おいしい水研究会」が行った利き水会で「おいしい」と答えた人が最も多く「日本一おいしい水」と称されました。この利き水会は、北は青森から南は熊本までの12地区から水道水を集め、当時の渡辺恒三厚生大臣、東京都水道局、それに雑誌「酒」の編集長、女優の大山のぶ代さんら16人が参加して開催されました。「おいしい」「普通」「まずい」の3ランクに分けて鑑定してもらった結果、我が横内浄水場の水道水は10人が断然「おいしい」と太鼓判を押しました。
「臭いがあまりなく、甘さなどのバランスがとれている」「ほのかな隠し味がある」と称賛された水道水の水源である横内川は、昭和61年に青森県から「私たちの名水」としても認定され、市民の貴重な財産となっています。









問合せ

所属課室:企業局水道部総務課

青森市奥野一丁目2-1

電話番号:017-734-4201

ファックス番号:017-774-4913

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