ここから本文です。
受付年月日 | 2024年6月19日 |
---|---|
性別 | 男性 |
年代 | 30代 |
テーマ | 勤労青少年ホーム「サンピア」について |
分野 | 公共施設の管理 |
提言内容(要約) | 報道で中央市民センターと勤労青少年ホーム「サンピア」の建て替えが検討されていると聞きました。しかし、これら建築の文化的価値を再評価し、建て替えの中止を上申します。 勤労青少年ホーム「サンピア」は、東大教授で、すぐれた建築評論家として知られていた生田勉さんが昭和42年に設計したものです。 「サンピア」は3階建てで、上に行くほどせり出してくる独特な設計であり、内部階段壁の曲線は非常に美しく、西から差す光が織りなす陰影は見る者を魅了します。青森市内では数少ない、ユニークな設計の建物です。 今年閉館し、再活用が予定されている、校倉造を模した棟方志功記念館。そして、こちらも独特な昭和モダン建築で全国からファンが訪れる中央市民センター。加えて、青森ゆかりの有名建築家の貴重な作品である「サンピア」という、特色のある昭和建築が3つも集積している松原エリアは全国的にみても貴重であります。 昭和のモダン建築が再評価されている昨今、棟方志功記念館と共に、中央市民センターと「サンピア」の建物を保存することが、モダンな文化が薫る文教地区「松原」のあるべき姿なのではないでしょうか。 |
回答内容(全文) | 市では、中央市民センター及び勤労青少年ホーム「サンピア」を含む松原地区について、現状を整理し、コミュニティ拠点機能の強化など市民ニーズ等を踏まえた再整備の方向性を示すため、「松原地区のまちづくりビジョン」を策定することとしています。 昨年11月には市民参加によるワークショップを開催し、市民の皆様からいただいたご意見をも踏まえ、本年2月には同地区のまちづくりビジョンのたたき台となる、松原地区のまちづくりの方向性をビジョン素案として公表しています。 本素案において、両施設については、市の公共施設の整備についての考えを整理した青森市ファシリティマネジメント推進基本方針を踏まえ、統合施設の整備を検討することとしています。 社会教育施設には、地域の学習拠点としての役割はもちろんのこと、災害時の避難所といった地域の防災拠点としての役割等、さまざまな役割が求められていますことから、今後、有識者会議等でご意見を伺うなどし、まちづくりビジョンを策定してまいります。 【担当課:教育委員会事務局中央市民センター、文化学習活動推進課】 |
回答日 | 2024年7月18日 |
Copyright © Aomori City All Rights Resereved.