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市民の声 土地区画整理事業について

受付年月日 2024年5月29日
性別 男性
年代
テーマ 土地区画整理事業について
分野 都市整備・道路
提言内容(要約)  大野南土地区画整理事業は、平成8年に都市計画が決定されて以降28年間事業化の目途が立っておりませんでした。
 そのことから、昨年、令和5年3月28日に、青森市長に対して大野南土地区画整理事業の変更(廃止)要望書を提出しております。
 担当課である住宅まちづくり課が要望書を点検精査した結果、関係権利者の3分の1以上の反対者がおり、土地区画整理法的にも事業の実施が不可能なことが判明しております。
 市では、関係権利者に対して土地区画整理事業に対する意向調査を行い、事業継続要望者が少数しかいないことを把握して、関係権利者に対して調査結果を郵送し、令和6年4月14日に説明会が開催されました。
 当日の説明会では、青森市の「この問題に対する今後の方向性(案)」の資料の中に、青森市としてどうしていくのかもないため、今後どうするのか説明を求めましたが、今後の方針については答えず、また、判断される目途についても答えませんでした。
 要望書提出から1年2か月間も検討されながら、青森市からは依然として今後の方針が示されないのは、担当部署の不作為があるものと思います。
 意向調査の結果については、すでに都市整備部から市長にも報告されているとのことですが、市長としてこの問題についてどのように考えて判断を保留されておられるのか、この不作為についてどう関係部署を指導し是正するおつもりなのか回答をお願いします。
回答内容(全文)  大野南土地区画整理事業は、土地所有者等(以下、「地権者」という。)の皆様が、土地区画整理組合を設立して地区内の整備を一体的に行う組合施行による土地区画整理事業を行うこととして、平成6年には、一部の地権者が発起人となり、地権者の皆様が大野南土地区画整理組合設立準備会(当時の名称:大野南地区土地区画整理組合設立準備委員会)を組織し、組合設立に向けてこれまで活動されてきた経緯がございます。
 本市では、こうした地権者の皆様による、組合施行による土地区画整理事業の機運を踏まえ、大野南地区の都市基盤整備を計画的に進め、良好な市街地の形成が図られるよう、平成8年に大野南土地区画整理事業を都市計画決定しております。
 しかしながら、準備会結成から約30年が経過した現在も、組合設立の認可には至っておらず、事業実施の目途も不透明な状況と認識しております。
 こうした状況の下、令和5年3月には、発起人の関係者も含む一部の地権者から事業の変更(廃止)を求める要望書が本市に提出されるなどを受け、本市では準備会に対し、地権者の皆様への対応や事業の見直し等について、あらためて指導してまいりましたが、事業実施に向けた有効な対応がなされませんでした。
 これらの状況を踏まえ、本市では、大野南地区の整備の方向性を検討するに当たり参考とするため、令和5年末に、全ての地権者の皆様に対しまして事業実施の意向確認調査を行ったところ、事業廃止の意向が大半を占める結果となったところです。
 本市といたしましては、大野南土地区画整理事業に対する地権者の皆様からの廃止・反対の要望や、事業実施の意向確認調査の結果等を踏まえると、今後、大野南地区において土地区画整理事業の実施は困難なものと考え、本年4月14日に、地権者の皆様を対象とした説明会を開催し、意向確認調査の結果をご説明するとともに、今後の方向性として、土地区画整理事業以外の手法による土地利用の促進を検討していく旨をお示ししたところであり、現在、この方向性を踏まえた作業を進めているところです。

【担当課:都市整備部住宅まちづくり課、都市政策課】
回答日 2024年7月3日

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