![]() このたび、平成9年から民俗部会三上強二氏が執筆されていた「あおもり今・昔」を引き継ぎ、今回から1年間にわたって『考古部会』の担当で連載することになった。内容はこれまで明らかになっている遺跡をはじめとして、遺構・遺物・発掘
ところで、歴史をひも解く方法はさまざまであるが、主なものは、書き残された書物などを基に解明する「文献史学」や、「発掘調査」によって明らかにされた遺構・遺物などを基に解明する「考古学」などがある。 発掘の対象となる「遺跡」の多くは大地の地層の堆積の中にあり、その地層の一枚一枚は、長い年月が経過する中でさまざまな要因によって形成されるため、形や色調の違いも場所によって大きく異なる。 また、考古学では、大地の中から私たちの先人の足跡を見い出し、 そのため、大地は自然と人間の歴史書と言える。 【考古部会長 市川金丸】 ※『広報あおもり』1998年4月1日号に掲載 |
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