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更新日:2018年1月18日

「あおもり歴史トリビア」第197号(2016年2月19日配信)

新城スキー場(担当:村上)

こんにちは。嘱託員の村上です。今月4日から8日まで、大鰐町で第65回全国高等学校スキー大会が開催されましたね。大鰐村(大正12年〈1923〉に町制を施行)は大正11年12月にスキー練習場が設置されて以来、スキー競技を行う環境が整備され、さまざまな大会の会場として利用されてきました。

さて、大鰐村にスキー練習場が設置された年、青森市近郊にもスキー練習場が設置されていました。それは、新城村にあった新城スキー場(現在の新城中学校付近)です。

鳥瞰図に描かれた新城スキー場
鳥瞰図に描かれた新城スキー場
(昭和7年「青森市鳥瞰図」、歴史資料室蔵)

しかも、新城村にはこのスキー場が設置される前からスキーの練習場所がありました。なんと、青森県で初めてスキーの講習会が開かれた場所は新城村だったのです。明治45年(1912)1月8日、東京高等師範学校の教授でスキーの普及活動を行っていた永井道明(ながい どうめい)が青森を訪れ、学校の先生や新聞記者に対しスキー(当時の新聞では「スケー」、「雪滑り」、「氷滑り」と表記していました)の講習を行いました。会場は新城村石江の農事試験場付近でした。その後も青森郵便局逓友スキー倶楽部のスキー練習会(大正6年)や、青森中学校生徒によるスキー練習(大正7年)などが新城村で行われています。

そして、大正11年2月5日に新城スキー場が設置され、翌日から青森県教育会主催の第1回スキー講習会の会場として使用されました。講習会は7日間の日程で行われ、途中、県知事の尾崎勇次郎も参加しました。さらに、講習最終日の2月12日にはスキー競技大会が開催され、長距離競走などの競技が行われました。新城村の人々は赤飯やさつま汁を用意し、救護班を組織するなど大会運営に協力しました。

新城スキー場
新城スキー場
(昭和8年「青森名所案内」、歴史資料室蔵)

新城スキー場は近くに津軽新城駅があって交通の便がよいことから、多くの市民に利用されました。新城村は青森県におけるスキーの普及に大きな役割を果たした場所なのですね。

※今回の内容は『財団法人青森県スキー連盟80周年記念誌 HUMAN DOCUMENT』(2005年 財団法人青森県スキー連盟)などを参考にしました。

問合せ

所属課室:青森市教育委員会事務局市民図書館 担当者名:歴史資料室

青森市新町一丁目3-7

電話番号:017-732-5271

ファックス番号:017-732-5272

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