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ホーム > 文化・スポーツ・観光 > 歴史 > メールマガジン「あおもり歴史トリビア」 > 「あおもり歴史トリビア」第31号(2012年11月2日配信)

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更新日:2015年6月1日

「あおもり歴史トリビア」第31号(2012年11月2日配信)

記念碑「明治天皇臨御之校」を探して(担当:葛西)

山では、初雪の便りが届き、猛暑だった頃が、うそのようです。

以前(7月13日配信)、この歴史トリビアで、県外のかたからの問合せの内容についてお話しまして、今回はその続きです。

問合せの内容は、そのかたが、ある図書館で『青森市史』第1巻教育編(昭和29年10月青森市発行)を閲覧され、口絵写真の記念碑「明治天皇臨御之校」が現在、どこにあるかを教えて欲しいとのことでした。初め、「臨御(りんぎょ)」とは、聞きなれない言葉でしたので、まず国語辞典で調べると「天皇がお出ましになること」とありました。

頭の中で、小、中学校の「参観日」のイメージが浮かびました。

『新青森市史』別編第1巻教育(平成10年青森市発行)によると「青森町に最初に開校された『青森小学』は、明治6年(1873)7月28日、寺町(現:本町)の正覚寺を仮校舎に当て開校したが、明治7年5月に現在の青森地方裁判所(現:長島1丁目)付近に新校舎が落成され、今日の『長島小学校』の前身である。」とあります。また、「明治9年7月15日、明治天皇東北巡幸(じゅんこう:天皇が視察されること)に当たって『青森小学』で天覧授業(てんらんじゅぎょう:天皇が参観になること)が行われた。」とありました。

明治天皇お出迎えの光景(『目で見る青森の歴史』より)
明治天皇お出迎えの光景(『目で見る青森の歴史』より)

そして、天覧授業では、「体操」や「世界地図の問答授業」を参観されたとの記述もあり、当時の情景を想像すると実際にその記念碑を見たくなり、「長島小学校」を訪ねました。

記念碑は、長島小学校の正面玄関に向かって左側にあり、「明治天皇臨御之校本校出身陸軍中将正四位勲二等功五級、両角三郎、謹書」、裏面には「明治9年7月15日本校青森小学校時代、昭和17年7月28日、本校創立70年記念建立」と刻まれてありました。

記念碑「明治天皇臨御之校」(表面)
記念碑「明治天皇臨御之校」(表面)

 記念碑「明治天皇臨御之校」(裏面)
記念碑「明治天皇臨御之校」(裏面)

この記念碑は、青森町で初めて開校された「青森小学」を、明治天皇が明治9年に視察され、それを記念して昭和17年に建立されたのですね。

長島小学校の卒業生に名誉市民棟方志功氏がいらっしゃいます。長島小学校の正面玄関に向かって右側には、「汝我志磨」(ながしま:なんじわれこころざしみがく)という志功氏の揮毫による創学百年記念の石碑があります。

そして、明日、11月3日(土曜日)「文化の日」は、「棟方志功記念館」の無料開館日です。

「文化の日」といえば、もうひとつ。以前は、「明治節(めいじせつ)」という「明治天皇の誕生日」の祝祭日でした。

現在は、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」国民の祝日です。

みなさま、よい週末を!!

問合せ

所属課室:青森市教育委員会事務局市民図書館 担当者名:歴史資料室

青森市新町一丁目3-7

電話番号:017-732-5271

ファックス番号:017-732-5272

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