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更新日:2015年6月1日

「あおもり歴史トリビア」第65号(2013年7月12日配信)

青森市のおいしい水(担当:竹森)

皆さんこんにちは、嘱託員の竹森です。今回は青森市の「水」についてのお話をしたいと思います。

現在、青森市の水道水はとても質が良く、このうち横内浄水場から供給される水は、昭和59年(1984)、厚生省の「おいしい水研究会」主催の利き水会で「日本一おいしい水」に選ばれました。アスパム通り(ホテルJALシティ青森前)の「日本一おいしい水のモニュメント(水飲み場)」はこれを記念して、平成11年(1999)4月に設置されたものです。


日本一おいしい水のモニュメント

しかし、実は青森が抱えていた問題のひとつに、飲料水の不足がありました。『青森のみず―青森市水道八十周年記念史』には、青森の地質は泥土質と砂層で、井戸水は多量の有機物を含んでおり、飲料水としては適さないものだったとあります。そのため、明治42年(1909)に水道が敷設されるまでは、町民は良水を掘り当てた町民の井戸を利用したり、水売りから水を買ったりしていたようです。

そのような中で、水道敷設の話が持ちあがったのは明治7年のこと。青森県参事(現在でいう知事)塩谷良翰(しおのや りょうかん)は青森町水道敷設計画についての陳情書の中で、青森町民は飲料水の水質不良のために皮膚病や眼病などに苦しめられている、と述べています。

この時の水道敷設の話は、偶然に良水の湧く井戸を見つけたことや、横浜市の水道事業が失敗したことも影響して頓挫したといいますが、その時良水が見つかった3か所は蓮心寺・蓮華寺・香取神社。これが明治初期の青森三名水だったようです。この中でも蓮心寺の井戸水は明治9年と明治14年の明治天皇巡幸の際に「御膳水」として選ばれたという名水だとか。これら3つの井戸は明治43年の青森大火で失われたため、今では確認できないのが残念です。


横内川源流

現在私たちが飲んでいるおいしい水は、横内川の集水区域でのブナ、ミズナラといった広葉樹の植林事業など、多くのかたの協力で成り立っています。こうしておいしい水を毎日得られるということに、より一層感謝しなければなりませんね。それでは。

問合せ

所属課室:青森市教育委員会事務局市民図書館 担当者名:歴史資料室

青森市新町一丁目3-7

電話番号:017-732-5271

ファックス番号:017-732-5272

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