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更新日:2017年3月17日

「あおもり歴史トリビア」第106号(2014年5月9日配信)

文芸のこみち(担当:鈴木)

五月の風が爽やかな季節ですね。地図を片手に、普段あまり通ったことのない道を歩いてみませんか。

市史編さん室の近く、堤橋のひとつ上流に松園橋という歩行者・車椅子・自転車のみ通れる橋がかかっています。これは、昭和43年(1968)に東北本線(現青い森鉄道)が現在地に移転するまで走っていた鉄橋の名残です。市街地図を眺めてみますと、途中分断しながらも、青い森セントラルパーク(操車場跡地)から、平和公園(浦町駅跡地)、遊歩道緑地、松園橋、遊歩道緑地、合浦公園南側国道付近(浪打駅跡地周辺)、造道から原別までの自転車道路と、路線の跡を読み取ることができます。

この松園橋を渡って、栄町の諏訪神社南側の辺り(タケダスポーツ裏手)から藤田組通り(栄町交差点から南北にのびる道路)までの遊歩道緑地に「文芸のこみち」があります。これは、平成6年(1994)9月22日に青森市文化団体協議会などが各団体や個人の協力を受け、第30回青森市民文化祭記念事業として、旧東北本線跡地「遊歩道」の四季有効利用を期して開設したものです。現在は、青森市にゆかりのある文化人17名の作品の一部や詩歌が刻まれた16の文芸碑が、遊歩道沿いに配置されています。

文芸のこみち
文芸のこみち

文芸碑には、大道寺繁禎(だいどうじ しげよし:旧弘前藩最後の家老、明治・大正の政治・経済・文化に貢献)、郡場寛(こおりば かん:植物学者、県人初の弘前大学学長)や、太宰治・寺山修司・北畠八穂(きたばたけ やお)など青森ゆかりの作家、棟方志功(版画家)・松木満史(まつき まんし:洋画家)などの美術家、また、淡谷のり子(歌手)・田崎潤(映画俳優)といった芸能人などの碑が並んでいます。ほかにも、浅田祗年(あさだ ぎねん)、福島常作(ふくしま つねさく)、原三千代、川崎むつお、西谷みさを、菊谷栄、高木恭造、三ツ谷平治らの碑があり、これらひとつひとつの碑文には、その人の生き方や青森への想いが表れているように感じます。

棟方志功の文芸碑
棟方志功の文芸碑

寺山修司の文芸碑
寺山修司の文芸碑

文芸のこみちや、その東西にのびる旧線路跡には、区域ごとにケヤキ・サクラ・トウカエデ・ヤナギなどが植えられ、これからの季節、緑陰が涼しく静かで気持ちのよい遊歩道です。平成24年10月19日配信の「あおもり歴史トリビア」第29号「諏訪神社の歴史」でご紹介した、戦前に合浦公園にあった招魂堂を昭和25年に移築したという諏訪神社拝殿も合わせて、初夏の堤川周辺を散策されてはいかがでしょうか。

諏訪神社拝殿
諏訪神社拝殿

また、今回発刊いたしました『新青森市史』通史編 第3巻 近代の「近代青森の文化芸能活動」、通史編 第4巻 現代の「地域に育まれた文化活動」「青森市の戦後文学の隆盛」で、これらの文化人の幾人かについてふれていますので、ぜひお読みいただければと思います。

問合せ

所属課室:青森市教育委員会事務局市民図書館 担当者名:歴史資料室

青森市新町一丁目3-7

電話番号:017-732-5271

ファックス番号:017-732-5272

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