○青森地域広域事務組合消防吏員服制規則
平成27年3月25日
規則第10号
(趣旨)
第1条 この規則は、消防組織法(昭和22年法律第226号)第16条第2項の規定に基づき、青森地域広域事務組合消防吏員(以下「消防吏員」という。)の服制及び着用期間について必要な事項を定めるものとする。
(服制)
第2条 消防吏員の服制は、別表のとおりとする。
(着用期間)
第3条 季節の区分による被服の着用期間は、次のとおりとする。ただし、気候の状況により消防長は、これを変更することができる。
(1) 冬服(1月1日から5月31日まで/10月1日から12月31日まで)
(2) 夏服(6月1日から9月30日まで)
附則
(施行期日)
1 この規則は、平成27年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の際現に解散前の青森地域広域消防事務組合消防吏員服制規則の規定に基づき使用されている服制は、この規則の施行日以降においては、制定後の青森地域広域事務組合消防吏員服制規則の規定による服制とみなす。
附則(平成31年3月規則第2号)
(施行期日)
1 この規則は、平成31年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の際、現に使用されているこの規則による改正前の青森地域広域事務組合消防吏員服制規則別表に規定する業務帽、活動服、救急服、ベルトは、当分の間、この規則による改正後の青森地域広域事務組合消防吏員服制規則別表に規定するものとみなす。
附則(令和2年3月規則第1号)
(施行期日)
1 この規則は、令和2年4月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の際、現に使用されているこの規則による改正前の青森 地域広域事務組合消防吏員服制規則別表に規定する雨衣、防寒衣、編上長靴は、当分の間、この規則による改正後の青森地域広域事務組合消防吏員服制規則別表に規定するものとみなす。
附則(令和3年6月規則第3号)
(施行期日)
1 この規則は、令和3年7月1日から施行する。
(経過措置)
2 この規則の施行の際、現に使用されているこの規則による改正前の青森地域広域事務組合消防吏員服制規則別表に規定する防火ヘルメット及び上下式防火衣は、当分の間、この規則による改正後の青森地域広域事務組合消防吏員服制規則別表に規定するものとみなす。
別表(第2条関係)
冬帽 | 色 | 濃紺 | |||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、黒色革製とする。 あごひもの両端は帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 形状は、図のとおりとする。 | |||
女性 | 円形つば型とし、帽のまわりに濃紺又は類似色のリボンを巻くものとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
き章 | 銀色金属製消防章をモール製金色桜で抱擁する。 台地は濃紺とする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
周章 | 男性については、帽の腰まわりには、黒色のなな子織を巻き、消防司令以上の場合には、じゃ腹組金線及びじゃ腹黒色線を、消防司令補の場合には、じゃ腹黒色線を巻くものとする。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
夏帽 | 色 | 紺 | |||
製式 | 男性 | 円形とし、前ひさし及びあごひもは、紺又はその類似色とする。 あごひもの両端は帽の両側において金色金属製消防章各1個で留める。 天井の両側にはと目をつけ、通風口とする。 腰は藤づる編みとし、すべり革には、所要の通風口を付ける。 天井の内側には、汚損よけを付ける。 形状は、冬帽と同様とする。 | |||
女性 | 冬帽と同様とする。 | ||||
き章 | 冬帽と同様とする。 ただし、台地は紺とする。 | ||||
周章 | 男性については、帽のまわりに、紺又はその類似色のなな子織を巻くものとする。 | ||||
業務帽 | 色 | 濃紺 | |||
製式 | 前ひさしは、濃紺とする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
防火ヘルメット | ヘルメット | 色又は地質 | メタリック調の強化合成樹脂又は堅ろうな材質とする。 | ||
製式 | かぶと型とし、前面にはき章を付け、両側頭部に消防本部名等を表示する。 また、消防本部名の表示をはさみ、1条ないし3条の赤の反射線を付ける。 | ||||
しころ | 色又は地質 | 濃紺色系統または黄橙色系統で耐熱及び耐切創性生地とする。 | |||
製式 | 取付け金具により防火ヘルメットに付着させるものとし、前面は、両眼で視認できる部分を除き閉じることができるものとする。また、両側部に所属章等を付ける。 | ||||
保安帽 | 色又は地質 | 白色の強化合成樹脂又は堅ろうな材質 | |||
製式 | ヘルメット型とし、内部に頭部の振動を防ぐ装置を付ける。 あごひもは合成繊維とする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
き章 | 白色又は銀色のカッティングシート式消防章とする。 | ||||
周章 | 帽の腰周りに1条ないし3条の白色または赤色の反射線を巻く。 寸法は、図のとおりとする。 | ||||
冬服 | 上衣 | 色 | 冬帽と同様とする。 | ||
製式 | 前面 | 男性 | 折り襟 胸部は2重とし、消防章を付けた金色金属製ボタン各3個を2行に付ける。 前面の左に2個、右に1個のポケットを付け、下部左右のポケットには蓋を付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||
階級章 | 黒の台地とし、上下両縁に金色刺しゅう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章を付ける。 階級章は、右胸部に付ける。ただし、消防長の職にある者は、これを付けないことができる。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
消防長章 | 銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央にいぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んではめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は、階級章の上部に付ける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
袖章 | 黒色しま織線1条に、消防司令補以上はじゃ腹組金線1条を、消防士長はじゃ腹組銀線1条を表半面にまとい、その下部に消防司令以上の場合には、金色金属製消防章を付ける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
襟章 | 左襟に、青森地域広域事務組合を表徴するバッジ1個をつける。 | ||||
ワッペン | オレンジ色を基調とし、消防章及びローマ字等を施したワッペンを左腕上部に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
ズボン | 色 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 男性 | 長ズボンとする。 | |||
女性 | 長ズボンとする。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
夏服 | 上衣 | 色 | 淡青 | ||
製式 | 前面 | 男性 | シャツカラーの長袖又は半袖とする。 淡青又はその類似色のボタンを1行に付ける、 形状は、図のとおりとする。 | ||
女性 | 打合わせを右上前とするほかは、男性と同様とする。 | ||||
肩章 | 外側の端を肩の縫目に縫い込み、襟側を淡青またはその類似色のボタン1個で留める。 | ||||
階級章 | 黒の台地とし、上下両縁に金色刺しゅう状を施し、中央に平織金線及び銀色消防章を付ける。 階級章は、右胸部に付ける。ただし、消防長の職にあるものは、これを付けないことができる。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
消防長章 | 銀色の台地とし、金色線3条及び黒色線2条を配し、中央にいぶし銀色の桜葉及び銀みがきの桜花で囲んではめ込みの金色消防章を配する。 消防長章は、階級章の上部に付ける。 形状及び寸法は、図のとおりとする。 | ||||
襟章 ワッペン | 左襟に、青森地域広域事務組合を表徴するバッジ1個を付ける。 オレンジ色を基調とし、消防章及びローマ字等を施したワッペンを左腕上部に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
ズボン | 色 | 夏帽と同様とする。 | |||
製式 | 冬服ズボンと同様とする。 | ||||
活動服 | 上衣 | 色又は地質 | 濃紺色の織物とし、肩章裏地、襟裏地及び襟内布にオレンジ色を配する。 | ||
製式 | 長袖とし、背面上部に消防本部名を表示する。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 胸部左のポケット上部に地質と同じ台地に消防本部名等を濃い灰色系で刺しゅうした刺しゅうネームを付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 濃紺色の織物とする。 | |||
製式 | 長ズボンとする。 用途に応じ、通気性、難燃性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
上下式防火衣 | 上衣 | 色又は地質 | 濃紺色系統とし、耐熱性、耐切創性、透湿防水性及び断熱性を有するものとする。 | ||
製式 | 外衣と内衣で構成する多層構造とし、前合わせをファスナー式とし、左右腹部及び右胸部に蓋付きのポケット及び袖部等に蛍光反射テープを付ける。 背面には消防本部名を表示する。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 濃紺色系統とし、耐熱性、耐切創性、透湿防水性及び断熱性を有するものとする。 | |||
製式 | 外衣と内衣で構成する多層構造とし、サスペンダー、腰部にはベルト通し、両大腿部に蓋付きのポケット及び裾部に蛍光反射テープを付ける。 | ||||
墜落制止用器具 | 色又は地質 | 胴ベルトは合成繊維を使用する。 | |||
製式 | 胴ベルト型のワンタッチバックル式で、ショックアブソーバーを備えるものとする。 | ||||
救急服 | 上衣 | 色又は地質 | 明るい青みの灰色の織物とする。 | ||
製式 | 長袖とし、背面上部に消防本部名を表示する。 用途に応じ、通気性、強度、帯電・静電防止等の機能性に配慮する。 胸部左のポケット上部に地質と同じ台地に消防本部名等を濃い灰色系で刺しゅうした刺しゅうネームを付ける。 必要に応じ、消防本部名の上部に、地質と同じ台地に濃い灰色系で刺しゅうした刺しゅう救急救命士標を付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 灰色の織物とする。 | |||
製式 | 長めのタックを入れた長ズボンとし、両もも及び左右後方に各1個のポケットを付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
救助服 | 上衣 | 色又は地質 | オレンジ色で難燃性のものとする。 | ||
製式 | 開襟の長袖とし、胸部左右に各1個のポケットをつける。胸部左のポケットの上部に地質と同じ台地に消防本部名等を濃い青色系で刺しゅうした刺しゅうネームを縫い付ける。 形状は、図のとおりとし、一部当て地とする。背面部に消防本部名等を表示する。 | ||||
隊章 | 濃紺の毛織物に青森県地図、ローマ字等を刺しゅう糸で刺しゅうした隊章を左腕上部に付ける。 形状は、図のとおりとする。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 上衣と同様とする。 | |||
製式 | 長ズボンとし、両ももの側面に各1個のポケットを付ける。 形状は図のとおりとし、一部当て地とする。 | ||||
雨衣 | 上衣 | 色又は地質 | 黄橙色系統または青色系統とする。 | ||
製式 | 透湿性防水生地を使用した長袖とし、背面に消防本部名を表示する。 | ||||
ズボン | 色又は地質 | 黒色系統または青色系統とする。 | |||
製式 | 透湿性防水生地を使用した長ズボンとする。 | ||||
防寒衣 | 上衣 | 色又は地質 | 黒色系統とする。 | ||
製式 | 前ファスナーとし、背面に消防本部名を表示する。 | ||||
ネクタイ | 濃紺の織物 | ||||
手袋 | 執務用 | 白の織物 | |||
活動用 | 革の織物 | ||||
防火手袋 | 難燃繊維に皮革を加工した5本指型とする。 | ||||
ベルト | 業務用 | 活動服と同様の色とし、ナイロン製とする。 2穴ピンタイプとする。 | |||
冬・夏服用 | 黒色の皮製または合成皮革とし、前金具の中央には消防章を付ける。 | ||||
救助服用 | 救助服と同様の色とし、ナイロン製とする。 2穴ピンタイプとする。 | ||||
靴 | 編上長靴 | 黒色の編上式長靴(踏抜き防止板を装入する。)とする。 | |||
長靴 | 黒色のゴム製長靴(踏抜き防止板を装入する。)とする。 | ||||
救助用編上式靴 | 黒革の編上式半長靴とする。 | ||||
ひざカバー付長靴 | 黒色の膝カバー付ゴム製長靴(踏抜き防止板を装入する。)とする。 | ||||
Tシャツ | 紺色の半袖とし、消防本部名等を表示する。 |
備考
1 やむを得ない事情がある場合は、色又は地質及び製式は、類似のものをもって替えることができる。
2 この表に規定していない被服の色又は地質及び製式は、別に定める。
図(数字は、寸法を示し、その単位は、ミリメートルとする。)
冬帽
女性 | 男性 | ||
消防章 | き章 | あごひも留め消防章 | |
周章
消防士 消防副士長 消防士長 | 消防司令長 | ||
消防司令補 | 消防監 消防正監 | ||
消防司令 |
業務帽
デザイン |
保安帽
保安帽、ヘルメットにつける階級周章
階級 | ヘルメット | 保安帽 | 周章 |
消防士 | 4 | 4 | |
消防副士長 | 2 | 2 | |
4 | 4 | ||
4 | 4 | ||
消防士長 | 4 | 4 | |
4 | 4 | ||
4 | 4 | ||
消防司令補 | 4 | 4 | |
4 | 4 | ||
8 | 8 | ||
消防司令 | 8 | 8 | |
4 | 4 | ||
8 | 8 | ||
消防司令長 | 8 | 8 | |
4 | 4 | ||
4 | 4 | ||
4 | 4 | ||
8 | 8 | ||
消防監 | 8 | 8 | |
4 | 4 | ||
8 | 8 | ||
4 | 4 | ||
8 | 8 | ||
消防正監 | 8 | 8 | |
3 | 3 | ||
8 | 8 | ||
3 | 3 | ||
15 | 15 |
所属章等
階級 | 表示 | 色調 | 所属 | 表示 | 色調 |
消防長 | 長 | 黄地に黒字 | 中央消防署 | 中 | 白地に黒字 |
次長 | 次 | 黄地に黒字 | 浪館分署 | 浪 | 白地に黒字 |
中央消防署長 | 中 | 黄地に黒字 | 沖館分署 | 沖 | 白地に黒字 |
東消防署長 | 東 | 黄地に黒字 | 新城分署 | 新 | 白地に黒字 |
浪岡消防署長 | 岡 | 黄地に黒字 | 油川分署 | 油 | 白地に黒字 |
平内消防署長 | 平 | 黄地に黒字 | 外ヶ浜分署 | 外 | 白地に黒字 |
中央消防副署長 | 中 | 白地に黒字 | 今別分署 | 今 | 白地に黒字 |
東消防副署長 | 東 | 白地に黒字 | 東消防署 | 東 | 白地に黒字 |
浪岡消防副署長 | 岡 | 白地に黒字 | 筒井分署 | 筒 | 白地に黒字 |
平内消防副署長 | 平 | 白地に黒字 | 横内分署 | 横 | 白地に黒字 |
消防本部 | 本 | 白地に黒字 | 原別分署 | 原 | 白地に黒字 |
浅虫分署 | 浅 | 白地に黒字 | |||
浪岡消防署 | 岡 | 白地に黒字 | |||
平内消防署 | 平 | 白地に黒字 |
階級章
消防士 | 消防司令 |
消防副士長 | 消防司令長 |
消防士長 | 消防監 |
消防司令補 | 消防正監 |
消防長章 | |
上衣・外とう袖章
消防士 消防副士長 | 消防士長 | 消防司令補 | 消防司令 |
消防司令長 | 消防監 | 消防正監 | |
襟章
襟章の色
階級 | 消防章 | 市章 |
消防士 消防副士長 消防士長 | 銀色 | 紺色 |
消防司令補 消防司令 | 金色 | 紺色 |
消防司令長 消防監 消防正監 | 金色 | 赤色 |
冬服
ボタン | ズボン | 後面 | 前面 |
夏服
後面 | 前面 |
活動服
ズボン(後面) | ズボン(前面) | 上衣(後面) | 上衣(前面) |
ワッペン
救急服
ズボン(後面) | ズボン(前面) | 上衣(後面) | 上衣(前面) |
救助服
上衣
前面 | 後面 |
ズボン
前面 | 後面 | 側面 |
救助隊章