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更新日:2016年10月31日

平成28年度臨時市長記者会見(平成28年10月14日開催)

日時:平成28年10月14日(金曜日)午後2時から
場所:市役所第2庁舎2階庁議室
案件:アウガについて

質疑応答

アウガについて

お手元の資料1ページ「1 はじめに」をご覧ください。
アウガにつきましては、今般、修繕積立金の取崩しにより、青森駅前再開発ビル株式会社を混乱なく整理するために必要な資金が確保されたことにより、公共化に向けた取組は、一歩前進することとなりました。
また、去る10月3日(月曜日)、同社は、取締役会におきまして、商業施設及び同社の整理方針を決定したところであります。
本日は、今後、関係者が共通認識を持って、アウガの公共化に向けた取組を円滑かつ効果的に進められるよう、公共化の方向性を展望し、その道筋をお示しいたします。

「2 これまでの経緯」につきまして、市は、平成28年2月、「新生アウガを目指して(案)」を取りまとめ、市がアウガの全ての土地及び建物を取得し、「公共化」を進めることとし、同社の役割や存続について、関係者と協議を進めることといたしました。

2ページをご覧ください。
「同社の経営資金の確保」につきまして、市は、修繕積立金を活用し、同社の営業継続資金を確保することとし、市議会におけるご議決を経て、アウガ区分所有者集会において、修繕積立金の取崩しが決議されたところです。

ビル会社の整理方法及び整理時期でありますが、「3 公共化の展望」につきまして、同社は、去る10月3日(月曜日)に開催された取締役会において、平成29年2月を目途に商業施設を整理し、テナント等の商取引債権を返済した上で、同年3月を目途に同社を解散し、清算するとの方針のもと、今後、関係者と協議を進めることを決定したところです。
同社は、この方針について、10月4日(火曜日)、金融機関及び店舗共有者に説明の上、昨日の10月13日(木曜日)、テナント等に対する説明会を開催したところです。

3ページをご覧ください。
市は、同社の方針に同意するとともに、引き続き、債権の取扱いなどに関する関係者間の意見調整を進めてまいります。

導入機能と土地・建物の取得でありますが、アウガへの導入機能の具体につきましては、広く市民の皆様等のご意見を踏まえながら検討することとしております。
また、アウガの土地及び建物の取得に当たっては、有利な財源活用や、地権者が売却する際の税制面のメリットを考慮し、原則、アウガ公共化後の利活用方法が決定した後に、地権者と具体的な交渉を進めてまいります。
なお、商業施設の整理に伴い、中心市街地のにぎわいの維持・向上につながる対策が必要と考え、関係機関等と連携しながら協議・検討いたします。

次に、「アウガの開館継続」につきまして、地階から4階の商業施設は、市場機能の継続や、地上階の利活用について、関係者・各種団体と協議、検討を進めます。
5階以上の公共施設等は、区分所有者と協議のもと、開館継続を目指します。

続きまして、4ページをご覧ください。
「4 今後のスケジュール(想定)」につきましては、市は、新生アウガのリニューアルオープン時期は、アウガの公共化に関する土地及び建物の取得などの取組に要する期間等を考慮すると、早くとも、平成30年度以降になると想定しております。

市としては、今般、修繕積立金の取崩しによる資金確保がなされたことにより、また、同社が商業施設の整理時期や同社の解散・清算の時期の目途を示す等、同社が混乱なく商業施設の整理及び同社の解散に向けた関係者との協議を進めることとなり、公共化が大きく前進し、次なるステップに進むこととなったものと認識しております。

私はこれまで、辞職の時期については、そのアウガ最終版を取りまとめ、議決を要する案件があるのであればご議決いただき、アウガ公共化の道筋をつけた上で職を辞すると申し上げてまいりましたが、今回こうして、アウガの公共化が大きく前進し、次なるステップに進む道筋をお示ししたことで、一定の区切りがついたものと考え、今月末日(10月31日)をもって、市長職を辞する決意をしたところであります。
今後、10月17日に、議長に対して退職の申し出をする予定でありますが、退職の時期が法定期日(申し出のあった日の翌日から起算して20日目の11月6日(日曜日))の前でありますことから、退職の同意を得るための臨時議会を、10月28日に招集することといたしました。
その際に、議会を通して、市民並びに議員の皆様には辞職に至った経緯、私の考えを述べたいと考えております。
なお、来年4月の私の任期前にこのように市長職を辞する決意を申し上げることとなったことについては、市民の皆様に深くおわびを申し上げる次第です。
また、この間、市政運営に多大なる市民の皆様からご理解とご協力を賜りましたことに、深く、厚く感謝申し上げます。
なお、17日の議長への申し出後には、改めて記者会見を開き、ご報告させていただきたいと考えております。

 

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質疑応答

アウガについて

Q 青森駅前再開発株式会社(以下、「会社」)の解散までもう半年を切っています。清算までのタイムリミットが迫る中、未だに最終版が作られていない現状について、どのような思いがあるのでしょうか。
A
(市長)
最終版については、これまでも申し上げてきましたように、できるだけ早期にという思いは今も変わりございません。最終版を取りまとめることができなかった大きな要因として、一つには会社の整理の方法、時期について、もう一つは市にとっては債権である会社の債務の扱いについて、関係者間で一致した結論が見いだせなかった、という点があります。それらの点については引き続き関係者間で協議をすることになります。

Q これまで市長は最終版にとてもこだわりを持っていたと思います。その最終版が出ないまま、一定の道筋がついたという理由で辞職するに至りましたが、最終版が出るまで続けようという思いはなかったのでしょうか。
A
(市長)
最終版については、協議をして、できるだけ早期にということで進めてまいりました。そのことが、今回申し上げましたように、修繕積立金の取崩しにより、会社を混乱なく整理するという公共化に向けた一歩が前進することになりました。また、資金繰りによる破綻がこのことにより回避されました。仮に破綻ということになりますと、公共化そのものが疑問視される訳ですので、そういう点では、修繕積立金の取崩しというのは、公共化の一歩とはいえ、非常に大きな前進でした。そして、その後に会社や商業施設の整理時期について、それぞれ取締役会で決定されました。最終版での会社の整理方法等や債権の扱いについてはまだ決定されていませんが、整理時期が決定されたことにより、テナントや関係者等の皆様への説明も、昨日までの間に何度か行われました。整理に向け、商取引債権の確保等についての作業もこれから具体的に進むことになると思います。最終版ではありませんが、このような具体的な作業が今後進むということも、大きな前進であろうと思います。これまで責任の果たし方として最終版と申し上げてきましたが、今申し上げましたように、最終版には至りませんが、公共化に向けた大きな前進、次なるステップに進むということを認識いたしましたので、このたびの辞職という判断をいたしました。

Q 公共化に向けた具体的な作業を進めるために、次の12月議会で条例案等を出す方向になると思います。それらを円滑に進めるために今のタイミングで辞められて、次の議会は新しい体制の方が良いという判断でしょうか。
A
(市長)
12月議会で条例化するという、そこまでの想定をした訳ではございません。

Q 公共化に向けた一定の道筋がついたという判断ですが、あれほどこだわっていた最終版を断念したという形になるのでしょうか。
A
(市長)
断念したということではなく、市として、引き続き協議するということです。私が、市長職を辞するということについては、次への大きなステップ、大きな前進が図られたため、今の時点での辞職を判断したということです。

Q 市長ご自身では最終版を作らないことになるのでしょうか。
A
(市長)
私自身は今月末で辞める決意ですが、それまでに最終版ができる見込みはございません。最終版は、次の市長において策定されることになると思いますが、まさに今日、お示しをし、説明しましたように、道筋は示されていると考えており、その中で最終版も策定されていくものと思います。

Q 最終版を作るまで、辞めないという考えはなかったのでしょうか。
A
(市長)
最終版を作るということを何度も申し上げ、早期にというお話しをしてきました。しかし、大変恐縮ですが、今の時点においても、いつまでという時期を定めることはできません。しかし、一方で公共化に向けた道筋を示すことについて、100%まではできませんが、大きく前進をし、次のステップへ向かうこととなりました。いつ最終版を取りまとめられるのかという時期的な部分については未定ですが、私自身が2億円の融資の責任を果たし、アウガの公共化の道筋がたった段階で市長職を辞するという話も、一方では申し上げてきました。したがって、今回修繕積立金が活用されることにより、公共化に向けて前進をした、このタイミングが、私とすれば、市長職を辞して責任を果たすタイミングだと判断しました。

Q 辞職の日は31日ということですが、その日に設定した理由をお聞かせください。また、臨時議会の招集を選択した理由をお聞かせください。
A
(市長)
今、申しましたように修繕積立金が取り崩され、会社として整理時期については、商業施設は来年2月、会社の解散、清算の時期は来年3月が設定され、それぞれの関係者へ会社側の説明がなされました。そのタイミングの中で、私としては、10月が一つの区切りということでございます。
また、臨時議会を経る、経ないということについては、一つの考え方としてある訳ですが、先ほど申し上げましたように、17日に退職の申し出をしますと、11月6日が法定期日であり、10月31日は法定期日前ですので、その場合は議会の同意を得なければなりません。そのため臨時議会の招集が必要となりますが、日程については議長へ事前にご相談をさせていただいたところ、10月28日が議会の日程も良いということで、10月28日の招集をお願いしました。

Q 10月の上旬に辞表を出していれば、臨時議会を開かなくても10月末に辞めることができたと思います。臨時で議会を開くということは経費もかかりますし、議員も来なければなりませんが、なぜ、わざわざその選択をしたのでしょうか。
A
(市長)
会社がテナントや会社の様々な関係者へ一通り説明をし、その上で、今日説明した道筋を取りまとめることができました。したがって、今の時期である、来週17日に議長への申し出ということになります。
また、法定期日前の退職ということでの承認、同意が、臨時議会の一番の理由ですが、臨時議会を開催することにより、議会を通して、このたびの私の辞職についての経緯・考えというものを、直接、議員の皆様、あるいは市民の皆様へお話しすることが可能となります。そして、議長との日程調整の結果、開催が可能となりましたので、臨時議会の招集をお願いしたということです。

Q 2月にアウガの公共化を決定して以降、清算方法、清算時期等の決断が遅れ、最終的には最終案が市長在任期間に作られないということになりました。昨日行われたテナントの説明会でも、経営者から様々な批判の声が上がりましたが、改めてアウガ、三セクに対して、筆頭株主としての責任をどの様に感じているのでしょうか。
A
(市長)
筆頭株主として責任を果たそうと、今日まで修繕積立金の活用についての議会への提案や、公共化に向けての取組を行ってまいりました。アウガは駅前再開発事業で建てたものですが、その再開発事業は、商工会議所が策定した計画を、市が関係者と、そして地権者と議会の協力をいただいて進めてきました。事業の一番最初のスタートが市であり、市が中心となって進めてきた再開発事業でもあります。筆頭株主というだけではなく、最大の債権者でもありますし、そういう点からこれまで様々な取組を行ってまいりました。私が市長に就任した後の2億円の融資、あるいは副市長を取締役に推薦したこともそうですし、それらの様々な取組というのは、まさに最大株主である市としての責任を果たそうとしてきたからです。

Q 市長の在任期間で2億円の融資や債務の株式化(DES)等、様々なことを行ってきましたが、それらに対するご自身の評価をお聞かせください。
A
(市長)
その評価は、私がするのではなくて、市民の皆様がするものだと思います。私は市長に就任して、その年に2億円の融資、また、DESの判断をし、会社側の様々な計画に対して市として対応してきました。それはアウガが中心市街地活性化の核的な施設としての役割があり、駅前再開発事業として、市の責任がございます。さらに、そのアウガの中に市民図書館や男女共同参画プラザ、さんぽぽなど、市の公共施設が入っていますので、青森市の中心市街地のシンボル、あるいは街づくりのシンボルとしての役割を果たしていかなければならないと考えています。申し訳ありませんが、アスパムの利用者が年間100万人のところ、アウガは現在でも年間400万人の利用があります。年間400万人のかたが利用するアウガは、商業施設でもあり、公共施設でもあり、そして地下では青森の歴史の系図を支えてきた市場がある訳ですから、市としても大事にしていかなければならない、伸ばしていかなければならない、そういう思いで取り組んできました。私の取組は、私自身が評価するのではなく、市民の皆様が評価することだと思います。

Q 最終版について、今日現在も出す見込みがないということについて、市民の皆様等からは投げ出しではないかというご批判の声があります。このような批判について市長はどのようにお感じになるのか、お聞かせください。
A
(市長)
投げ出しと思われるのであれば、それは私からの説明が足りないのだと思いますが、決して投げ出した訳ではありません。だからこそ、今日お話しした道筋をお示ししましたし、修繕積立金の活用については議会から2度否決をされ、皆様からもいろいろな疑問や指摘を受けても、その議案を通すべく努力し、結果として議会のご同意をいただきました。投げ出すのであれば、そういうことはしませんし、できない訳です。投げ出さないからこそ、このような取組をしてきた訳です。したがって、そのような指摘があるとすれば、私の説明の仕方について反省しなければならないと思います。もちろん最終版が私の在任期間にできないという事実は認めますし、おわびを申し上げます。だからといって決して、投げ出す訳ではございません。修繕積立金を取り崩し、活用することによって、アウガの経営破綻を回避することができた訳です。そのことによって、弁護士報酬なり、あるいはテナントの商取引債権も確保され、会社として商業施設の整理時期、解散・清算時期を取締役会で決定できた訳です。従来、なかなか難しかったことが修繕積立金の取り崩しによって、大きく前進することができました。そういう点では、ご同意いただいた議会並びに店舗区分所有者集会の関係者の皆様には感謝申し上げたいと思います。

Q 市が選任した取締役で、今唯一、佐々木前副市長が無給で代表取役社長を務められています。市長が辞職というお話しをされました。後任はなかなか決まらないと思いますが、今後どのようにお考えですか。
A
(市長)
可能であれば、私の在任期間でという思いはございます。ですが、仮に今、辞職をしないとしても、私の在任期間は、来年の4月までです。副市長は議会の同意が必要な人事であり、検討はしてきましたが、9月議会の閉会日までに人選をすることはできませんでした。そして、もし仮に、今後人選したとしても、12月議会となりますと、私の在任期間が終了するまでは、わずか数か月ということになりますので、そういう点では、私が副市長を議会に提案するということは、なかなか現実的な問題として難しいのではないかと思います。したがって、副市長から取締役として推薦をするという人選、人事につきましては、大変恐縮ですが、新市長の下でお願い申し上げたいと思います。

Q 市長選挙が控える訳ですが、市長の今後の選挙に対する進退と、選挙に向けてのご対応、それから一部報道ではどのようなかたに後継なり、後援なりというお話しがあるようにも、ないようにも聞きます。これまでもいろいろな噂や、会話が飛び交っていますが、そのことについて市長のお考えをお聞かせください。
A
(市長)
正直なところ、そのような質問が今日この場でなされるということは不快です。今、やらなければならないことは、市長としてアウガを今後どうするのかということです。あれほど、最終版という質問をされて、その質問に一生懸命答えてきたときに、次の市長選挙は、そのことと全く関係のない市長職を辞めた後の話です。正直なところ、私は、今、そのことにまったく思いはありませんし、報道であったように特定のかたを後継指名するとか、想定しているとか、あるいはそのような話をしているということは一切ございません。

Q アウガについて、地権者との複雑な利害関係がまだクリアにされていない中、次の市長にバトンタッチするということですが、市長がアウガに対して、もう少しこうやりたかったことや後悔等があれば教えてください。
A
(市長)
アウガは、地権者あるいはテナント、それから金融機関も含め、多くの関係者、市民の皆様に支えられて開店に結び付きました。そしてその後営業し、そして公共施設としても、市民の皆様に利用され、様々な課題・問題を抱えている中で、年間400万人ものかたが利用する施設ですので、今後も引き続き、アウガを公共化ということで進めようとしている訳です。今後も年間400万人確保できるかわかりませんが、400万人を維持すべく、関係者の協力によって様々な取組を進めていければと考えています。まさに多くの関係者によって支えられてきたアウガですから、今後も市民の皆様も含め、多くの関係者によって支えられ、そして青森市のシンボルとして、中心市街地のけん引的役割を担う施設として、その役割を果たしていければという思いです。そのことは、これまでも今も同じ思いです。

Q 地権者との関係はどうでしょうか。
A
(市長)
まさに地権者の皆様のご協力があったからこそ、再開発事業が進んできた訳ですから、そういう点では、地権者の皆様にも感謝を申し上げます。

Q アウガが閉鎖され、空洞化することで、中心市街地の衰退が更に進んでいくと思いますが、その影響などについて市長はどのようにお考えでしょうか。
A
(市長)
衰退させないために、公共化という方針を打ち出した訳です。プロジェクトチームからの報告である公共化を、会社と市と協議をし、公共化へ向かうことについては一致した考え方で今日まできました。公共化をすることがアウガのにぎわい、あるいは活性化を確保できると考えています。

Q 今回辞めるということは、一番には何の責任をとって辞めることになるのでしょうか。それは、修繕積立金の取崩しをすることなのか、それとも議会運営がうまくいかなったことなのか、一番は何になるのでしょうか。
A
(市長)
私が辞めるという話をしましたのは、私が市長に就任した年の平成21年12月の臨時議会で会社に2億円の融資をしました。それは、会社自体が債務超過寸前であったということで、会社からの要請により、私が市長として2億円の融資を決断し、議会の全会一致でその融資にご議決いただきました。その際、もしこの2億円が回収できなければ、責任は誰にありますかという話が議員からありましたので、そうならないように、まず会社側が努力する訳ですが、仮にそうなった場合は議案を提案した私にありますと、2億円が回収できなければ、責任は市長である私にありますと、平成21年12月に申し上げました。その後に、2億円の回収、返済はなかなか難しいのではないですかという話があった際に、そのことについては公共化の過程の中で責任を果たしてまいりたいと申し上げました。それが6月の会社の27年度決算で20数億円の債務超過ということになりました。市が保有している債権だけでも23億円程度あり、その他に金融機関、区分所有者の債権もあり、会社は30数億円の債務を抱えている訳です。そのような中で20数億円の債務超過ということになると、私が市長として決裁し、議会に提案した2億円の回収については、なかなか困難になります。これまで公共化の過程の中でその責任については明らかにしていきたいと申し上げてきましたので、6月27日には、公共化の最終版をお示しし、そして最終版の関連する議案があるのであれば、その議決後に2億円を提案した責任を果たしますと申し上げました。その間にも、様々な議論があった訳ですが、私はこの一番最初の21年12月の臨時議会で、議会に提案した私に責任はあります、そして、公共化の過程の中で責任を果たしていきます、ということは、大きな意味があると考えています。いろいろな政治家の発言ですとか、あるいは地方自治体行政の責任、取組の仕方に、様々な声や懸念がある中で、やはり、その責任は私にありますという発言をしたことは、非常に重いものだと考えてまいりました。その重さというものは市長を辞することで責任を果たすことだと、判断したということです。お話しのように、取り崩した責任ではないし、議会とどうこうという責任でもございません。

Q 辞めて、このやり方が正しかったか、市民の皆様に真意を問うという考え方も一つにあると思いますが、そのような考えはおありでしょうか。
A
(市長)
そのような考え方もあるかと思いますが、私は2億円の責任を公共化の中で果たしていくと、6月にマスコミの皆様にもお話し、そして、再出馬もしませんと申し上げました。真意を問うことはいたしませんと、皆様の前で申し上げておりますので、その言葉通りということです。

Q 政治家の考えも変わったりすると思いますが、いかがでしょうか。
A
(市長)
多分、そのようなことをすると、また大きな批判をされるのではないでしょうか。責任を果たすと言ったこと、それから、出直し選挙には出ないという話しもしておりますので、そのことは変えません。

Q アウガに関する関係者との協議の経緯や、最終版を出せなかった理由、また今日、マスコミに説明した内容を、市長から地権者やテナントの皆様に説明する機会を設ける予定はありますか。
A
(市長)
テナントの皆様に対しては、会社側から整理に向けた様々な説明をされていると思います。市が直接、テナントに説明をするという計画は現時点ではございません。ただ、会社が様々やりとりしている中で、市がテナントの皆様に直接説明することが必要であれば、会社側と相談しながら、説明しなければいけないと思います。それから、地権者のかたに対しては、まず今日、皆様にお示しをしたこの道筋について、役員の皆様にお示しします。その上で疑問やご意見等があれば、その場合もまた説明の場が必要であれば、今後設けていきます。現時点ではまだ日にちは定めておりませんが、まずは今日お配りした資料について、地権者、店舗共有者、役員の皆様にお渡しし、ご覧いただくことにしております。その上で疑問、ご意見等があり、私どもが出向いて説明や対応が必要であれば、改めて地権者の皆様等と相談して、その場面を決めていきたいと思います。

Q 1月のプロジェクトチームからの報告では、アウガ自体がオープンしたときから、非現実的な収支構造であり、そもそも商業施設としてスタートした時点から、収益を上げるのは難しいものであったとあります。それを鹿内市長が引き継ぎ、2億円を融資され、責任を取られる訳ですが、そもそものスタートが前政権からのもので、途中でバトンを引き継がれたものです。一部の市民からは全責任は鹿内市長にある訳ではないため、この責任をとって辞めるべきではないのではないかという声もありますが、市長としてはどのような所感で今日を迎えていらっしゃいますか。
A
(市長)
そのような声は私にも寄せられております。先ほど、市の債権が20数億円と申しましたが、私が市長に就任してからの提案は2億円で、それ以前の債権が多いことはご承知のとおりです。アウガの当初からの収支構造についてはプロジェクトチームからも指摘されているところです。しかし、そのことや前任者、あるいはその他の要因をもって、私が責任を回避するという理由にはなりません。やはり、今のこの時点で市政の責任の場にいる私が、今のアウガの状況の責任を果たしていかなければ、責任者があいまいな形になり、市民の皆様にとって、市政に対する不満にもなりかねません。そのご指摘は私も受けておりますが、だからといって責任を回避してはならないし、今、この場にいる私自身が取るべく、最大の責任の果たし方をとっていかなければならないと思います。ただ、あわせて、アウガがなぜこのような事態を招いたかという、まさにアウガ問題の本質については私自身も考えて検証しますが、このような問題が、第三セクターのみならず、市政において、あるいは市政のみならず、再び起こらないようにするためにも、問題の本質というものをぜひマスコミの皆様にも検証していただきたい、自分自身でも検証していかなければならないと思います。

Q しかしながら、23億円の債権ですから、土地、床を代物弁済で購入したとしても、10数億円の債権が残ります。それは、いずれ不良債権となるため、会社整理となれば放棄せざるおえない状況になると思いますが、そのことについて所感をお願いします。
A
(市長)
それについては、アウガの修正版にもその考え方を述べておりますが、どなたが市長になったとしても、いずれ、債権放棄に関する議案というものを議会に提案し、同意をいただかなければならないだろうと思います。この7年半、会長として、また市長としてアウガの経営に関わった一人として、今の20数億円の中の一部の債権放棄を市民にお願いをせざるをえないということについては、大変申し訳ないと思っています。

Q 今後、市長選挙があり、12月の定例会がありますが、10月31日付けで辞めるという判断材料の一つには、そのようなスケジュールもあったのでしょうか。
A
(市長)
判断材料は、選挙のスケジュールというよりも、市政全体の今後のスケジュールであり、その中にはもちろんアウガの今後の取組も様々な判断材料の一つとしてありました。

Q 辞意は以前から出されていましたが、材料がそろったため31日で辞職するという判断をされたのは、いつでしょうか。
A
(市長)
それは昨日です。

Q 市長の辞職の理由は2億円の回収が困難になったことだとおっしゃいました。市の債権は23億何千万円ありますので、差し引いた分は前政権でのことになります。先ほど「私が責任をとらなければならない」ということをおっしゃいましたが、辞職の理由が2億円に限定しているということは、市長の中に、前政権に対する思いがあるのでしょうか。もしあればお聞きかせください。
A
(市長)
先ほど、問題の本質ということも述べましたが、そのことについては、私の思いではなく、マスコミの皆様がしっかり評価するのではないでしょうか。

Q アウガ問題の本質とは何だとお考えですか。
A
(市長)
 アウガ問題の本質はやはりスタート時点からの様々な要因だと考えます。

Q 辞職を判断したのが昨日だとおっしゃいましたが、それは第三セクター(会社)がテナントや地権者の皆様に説明会を昨日開催したことで、その判断の材料が全部そろったということでよろしいでしょうか。
A
(市長)
辞めようとしたのは6月の時点ですが、10月31日ということについては、法定期日前の退職となりますので、臨時議会が必要であり、そのための日程調整が議長となされました。それが昨日でしたので、31日の辞職を決めた日は昨日ですと申し上げました。

Q 説明会ありきの話しではなかったということですか。
A
(市長)
テナントの皆様への説明会も終わりましたので、今日、皆様にご説明申し上げました道筋を立てることできました。それは私とすれば大きな前進と判断しましたので、辞職することといたしました。後は時期をどうするかということで、その時期について、議長とやりとりした結果、31日となったのは昨日ということです。

Q 常々、アウガの灯を絶やしてはいけないと、おっしゃっていましたが、アウガに関して次の体制に期待すべきことは何でしょうか。
A
(市長)
アウガの灯を消さないということは、誰が担っても掲げ続ける目標だと思っています。それは市民がそう願っていると思うからです。年間400万人もの利用があるのは、やはりその表れだと思いますから、だれがリーダーになっても、アウガの灯をともし続けるということ、そして、公共化という方針を私は打ち出しましたので引き継いでいただけると思っています。

Q 市長がお辞めになると、青森市は市長も副市長もいらっしゃらない状況になりますが、首長がいない青森市の市政の状況について、どのようにお考えでしょうか。
A
(市長)
私が退職した後には、職務代理者を設置いたします。職務代理者を中心として、職員が力を合わせて進めていくことになりますので、新市長が決まるまでの1か月程度、その間、しっかり担っていただけるものと思っています。もちろん、新市長が決まると、新市長の下で職員が力を合わせて取り組んでいくものと思います。

Q 通常であれば、副市長がいる場合は、副市長が職務代理者を務めると思いますが、その副市長もいない状態について、どのようにお考えでしょうか。
A
(市長)
副市長が不在だというのは非常に残念ではあります。しかし、現実として副市長が不在の中で9月議会、そして、その後の取組を職員と一緒に進めてきました。ですから、市長職として在職中の10月は最大限の努力をしますが、私が不在の場合にも、職務代理者を中心として市政停滞を招かないよう、市民サービスに支障をきたさないようになされるものと思います。

Q 17日は何時頃、辞表を提出される予定でしょうか。
A
(市長)
議長にお会いする時間については、調整しているところです。

Q 職務代理者はどなたになるのでしょうか。
A
(総務部長)
職務代理者は、普通は副市長、副市長も不在のときは、指定する者か、組織上の一番トップの者ということになりますので、現在のところ市民政策部長を予定しております。

Q この7年半、市長を務められて、ご自身では何が一番の成果だと思いますか。
A
(市長)
先ほど申し上げましたように、17日には辞表を出した後の記者会見がありますし、予定通りに31日に退職となれば、31日にも記者会見を開催したいと思っています。まだ何日かは仕事を頑張りますので、7年の総括の気持ちは、今日はまだお答えできません。

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問合せ

所属課室:青森市市民政策部広報広聴課

青森市中央一丁目22-5

電話番号:017-734-5106

ファックス番号:017-734-5103

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