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市民の声 青森市営バスへの貨客混載方式の導入について

受付年月日 2019年11月12日
性別 男性
年代 20代
テーマ 青森市営バスへの貨客混載方式の導入について
分野 交通機関
提言内容(要約) 青森市営バスに旅客と貨物を同時に輸送する貨客混載方式を導入してはどうでしょうか。この取り組みは物流業界の人手不足を背景とし、各地の路線バスや鉄道で広がりつつあります。利用客数の低迷により厳しい経営状況に置かれている地方の交通事業者にとって、新たな収益源の一つとして期待されています。青森市営バスも経営が厳しく、朝夕の通勤・通学時間帯以外は空席が目立つ時間帯もあります。貨物輸送に関してはトラック輸送が大半を占めましたが、少子化等によるドライバー不足が深刻化し物流サービス低下が懸念されています。そうした青森市営バス・物流会社等の双方が抱えている課題への対策に、貨客混載方式の導入を提案したいと思います。
 自家用車の所有率が高い本市では旅客増加による収入は期待できず、青森市営バスの路線存続のために旅客以外の収入源を模索せざるを得ないと思います。新規事業を実施するには資金・時間・人材の確保等が必要ですが、その中で投資効果が最大と思われるのが貨客混載ではないかと考えます。物流における生活・産業面の取引による使用に限らず、沿線の農産物を中心街等に運び、加工・直売等の新たな展開に活用できると思いますので、貨客混載の導入を検討してほしいです。
回答内容(全文) 日頃より市営バスをご利用頂き、誠にありがとうございます。また、貴重なご意見をいただきまして、感謝申し上げます。
 ご提案のありました、バス事業者が貨物を運送する貨客混載については、国土交通省において、平成29年に「貨客混載を通じて自動車運送事業の生産性向上を促進」するために、一定の条件のもとで旅客運送と貨物運送事業の「かけもち」ができるよう、措置を講じたところであり、一部の高速バスや都市間バスなどで試みられているところです。
 市営バスで貨客混載事業を行うためには、荷物スペースを確保するために旅客スペースを減少させる必要があるなどの課題があることから、青森市の地域特性や利用ニーズを踏まえ、貨客混載の運送事業のみならず、他交通事業者の様々な取組みや事例等を研究し、効果的な運送に努めてまいります。
 引き続き、青森市営バスをご利用いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。


【担当課:企業局交通部管理課】
回答日 2020年1月16日

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