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受付年月日 | 2018年9月6日 |
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性別 | |
年代 | |
テーマ | 産前・産後のサポート事業について |
分野 | 健康・医療・福祉 |
提言内容(要約) | 市HPに産前・産後の家事育児へのサポートの案内の記載がありませんが、青森では実施していないのでしょうか。私は数年前に青森市に越してきたものです。地元での事業を例に出しますと「産前・産後支援ヘルパー事業とは、妊娠期から出産後の体力が回復するまでの間に育児や家事援助などが必要な妊婦さん、産後ママがいる家庭にヘルパーを派遣し産前・産後の生活をサポートし毎日の生活リズムを築く援助をするサービス」だそうです。支援内容は、1日2回、4時間まで無償でヘルパーさんに訪問していただき、食事の支度、洗濯、掃除、買い物、もく浴の介助、上の子の世話や送迎をお願いできるサービスです。利用期間は母子健康手帳取得後から出産後6か月以内で、申請すれば誰でも利用できます。条件は、「家事・育児支援が必要なかた」となっています。青森市民は皆が皆「家事・育児支援が必要としていない人達」なのでしょうか。私は、近くに頼れる親族等もおらず、産後ケアのサポートを必要としています。 誰のサポートも受けられない場合、産後うつになる可能性が高いと産院で聞きました。ニュースで知りましたが、産後うつが要因で自殺したとみられる女性が2015~2016年の2年間に全国で102人。私は子どもを置いて死にたくはありませんので、こうして市に訴えているのです。「助けが必要です」と。 青森の知り合いのママさんは、産後うつになりました。1~2時間おきの授乳で慢性的な睡眠不足、家事もろくにできない中、受かるかも分からない保育園探し、上の子の世話、仕事復帰の準備に追われ限界だったそうです。夫婦で話し合った結果、青森での子育ては難しいのでないかと移住も考えています。もし、きちんと産前・産後のケアサポート事業等を実施しているのであれば、HPや役所で分かりやすく市民に告知をお願いします。そのような事業がないのであれば、今すぐに実施すべきです。市民の意見に対し、お得意の「今後もサービスの向上に努めてまいります。検討します。ご理解くださいますようお願いいたします」なんて返答に何の意味もありません。 |
回答内容(全文) | 市が現在行っている産前・産後のサポートは主に相談支援であり、保健師等の訪問等により相談に応じるとともに、保育士による育児支援家庭訪問や、保健師、臨床心理士によるグループミーティングの場での相談支援を行っております。また、市役所駅前庁舎2階にある、つどいの広場「さんぽぽ」などは誰でも利用できるスペースとなっており、保護者の支援の場や相談の場などにもなっております。 市では、現在は、ご意見をいただきました産前・産後に家事育児を支援するというサポートは実施しておらず、産前・産後のサポートが必要という相談が寄せられた場合、NPO法人等民間が実施している家事・育児の派遣サポートサービスなどを紹介しているところです。 ご提案の産前・産後サポート事業や産後ケア事業については、各自治体において様々な方法で取り組みはじめているところであり、市においては、現在、これら事業のあり方も含め、妊娠・出産・子育て期までを切れ目なくサポートする「子育て世代包括支援センター」設置に向けた検討を進めているところです。 したがいまして、直ちにご提案の事業を実施するという状況にはないものの、妊婦・産婦の皆様が健やかに産み育てることができるよう、保健師等が相談に応じておりますので、ご心配なことがあるとき等いつでもご相談ください。 【担当課:保健部青森市保健所健康づくり推進課、福祉部子育て支援課】 |
回答日 | 2018年10月15日 |
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