史跡 高屋敷館遺跡
出土遺物

発掘調査では、衣・食・住・生産に関連した資料が発見され、遺跡内での生活や暮らしぶりを想像できるようになりました。

  • 衣:植物から繊維(糸)をつくっていたとみられる道具(苧引金(おひきがね)・紡錘車(ぼうすいしゃ))。
  • 食:当時の人々が食べていたとみられる穀物(イネ・オオムギ・コムギ・アワ・ヒエ)やマメ類、皿・碗・貯蔵のためのうつわ(土師器・須恵器・漆器椀)や調理具(土鍋・鉄鍋・竪杵)。
  • 住:建物の一部とみられる多量の板材や加工材(部材)。
  • 生産:農耕具(鋤・クワ先・鉄斧)、鍛冶作業の道具(坩堝(るつぼ)・羽口(はぐち))、砥石、漁ろう具(土錘)、ムシロを編むための道具(菰槌(こもつち))、武器類(鉄鏃)などがあります。特に、鍛冶作業の残骸(鉄滓)が多量に発見されました。
  • 他にも、特徴的な形のうつわ(把手付(とってつき)土器・内耳(ないじ)土器・片口土器)や、北方の文化の影響を受けて作られたうつわ(擦文(さつもん)土器)、宗教用具と考えられる土鈴・土製勾玉・錫杖(しゃくじょう)状鉄製品・銅碗などがあります。

土師器

内耳土器

竪杵

農耕具・武器類

羽口

菰槌

漁ろう具(土錘)・土玉・土鈴

錫杖状鉄製品(左)と展開模式図(右)

青森県埋蔵文化財調査センター提供
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