史跡 高屋敷館遺跡
発掘調査の成果

高屋敷館遺跡調査状況航空写真(西から)
『高屋敷館遺跡発掘調査報告書』(1998)青森県埋蔵文化財調査センター撮影写真と青森市航空写真(2005)を合成

この遺跡では、平成6年から翌年にわたって国道7号浪岡バイパス建設工事の事前調査が行われ、大規模な壕と土塁とに囲まれた環壕集落遺跡であることがわかりました。

 壕と土塁以外にも、住居、金属を加工・製作していたと考えられる建物(工房)のほか、門、井戸など様々な施設の痕跡が多数確認されました。

調査の成果により、極めて貴重な遺跡であることがわかったため、バイパス計画路線を西側に迂回して遺跡を保存することとなり、平成13年1月29日には、国指定史跡に指定されました。

 平成16年、17年には環境整備事業の一環として確認調査が行なわれ、高屋敷館遺跡のより詳しい姿が明らかになりました。とはいえ、まだわからないことも多いため、今まで行われた発掘調査の成果をより深く理解する作業が必要となりますが、国の史跡であることから、史跡指定地の約半分については発掘調査をせずに、将来に向けて大切に保存しています。
北壕・北側土塁調査写真(東から) 国道7号バイパス計画地調査状況航空写真(南から)
青森県埋蔵文化財調査センター提供

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