更新日：2019年7月18日

タジキスタン共和国特命全権大使の青森市訪問（2019年5月22日～24日）

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、タジキスタン共和国ジャロロフ・ミルゾシャリフ特命全権大使が強化合宿地である本市を令和元年5月22日から24日の日程で訪問され、合宿会場の視察のほか、市内の企業、観光施設の見学、青森公立大学での記念講演などを行いました。

青森市長を表敬訪問

大使は「青森市は自然豊かで気候も良い。これから訪れる選手団にもこの感動を味わってほしい」と本市の感想をお話しされました。
市長は「タジキスタン共和国の選手が東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に出場できるようにホストタウンとして万全の準備でお迎えしたい」と述べました。

 

選手団の強化合宿予定地を視察

8月11日から強化合宿をスタートするタジキスタン共和国選手団の練習場所「みちぎんドリームスタジアム」と、建設中の「新青森県運動公園陸上競技場」を視察されました。柔道選手団は令和元年8月11日から23日、陸上選手団は令和元年8月30日から9月21日、空手選手団は令和元年9月8日から9月21日の日程で本市を訪れる予定です。
両施設について「周囲が自然に囲まれ景観も豊か。選手たちは間違いなく良いトレーニングができるはず。」と大使から合宿予定地についてお墨付きをいただきました。

青森商工会議所訪問・市内旅行業者との意見交換

青森商工会議所を訪問し、青森商工会議所 会頭 若井敬一郎様、青森観光コンベンション協会 会長 奈良秀則様と面会しました。その後、大使による市内旅行業関係者の皆様へタジキスタン共和国の経済・観光についての紹介が行われました。

市内企業視察

地域に密着した新機能性食品の開発を行う「ミリオン株式会社」を訪問。
「地産・地消・地工」をモットーに農産物の食品受託加工、栄養補助食品の製造・販売事業を展開する市内企業の取組を視察しました。

青森公立大学での特別講演

大使の来青を記念して特別講演が行われました。青森公立大学をはじめとする市内の大学生、教員など多くのかたが来場し、タジキスタン共和国と日本との関係、同国の文化や歴史などの話に聞き入っていました。大使は「合宿を契機として日本とタジキスタン共和国両国の人的交流が促進されることを望みます」とお話しされました。

りんご関連企業・施設の視察

りんごの原産地ともいわれるタジキスタン共和国。本市の特産品であるりんごの関連企業・施設の視察を行いました。道の駅なみおかアップルヒルではりんごの加工品販売、成田貴吉様の営む市内りんご園では生産方法、青森市りんごセンターでは貯蔵及び選果等を視察しました。

歴史・観光施設等の視察

縄文関連の展示等を行う小牧野遺跡、三内丸山遺跡や、青森県観光物産館アスパム、青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸、ねぶたの家ワ・ラッセ、ねぶた小屋、八甲田ロープウェーを見学しました。