あおもり今・昔120

碑文からみる青森市の歴史(8)−文化・教育・スポーツ

 今回は、文化・教育・スポーツに関する碑を紹介する。
 青森市最大の伝統行事でありイベントである「ねぶた祭」に関するものは意外に少なく、「ねぶた発祥之地」碑(ホテルヴィラシティ雲谷前、建立年不明)が確認できたのみである。
野尻地区にある「力士八甲山純司之碑」
▲野尻地区にある「力士八甲山純司之碑」
 市民の憩いの場となっている合浦公園の建設者、水原衛作と柿崎巳十郎の業績を顕彰する「故水原衛作君紀念之碑」(明治23年)と「水原衛作氏像」「柿崎巳十郎氏像」(いずれも平成6年=合浦公園開園百年)が合浦公園にある。
 教育関係では、青森県PTA連合会によって「友情の碑」(中央市民センター、昭和55年)と「子どもとともに21世紀へ」碑(同、平成10年)が建てられ、また、「青森市立野内中学校閉校記念碑」(野内小学校校庭、昭和45年)、北斗高校高田分校閉校記念碑である「働学無限」碑(高田中学校校庭、昭和59年)の2つの閉校記念碑、あるいは、青森師範学校と同附属小学、そして女子師範学校附属小学校跡を記す碑がそれぞれ花園二丁目と青森中央郵便局前に昭和52年に建てられている。このほか、教育功労者を顕彰する碑も多く建てられている。
 スポーツ関係では、「力士八甲山純司之碑」(野尻地区、大正5年)、「力荒川相撲愛好会」碑(荒川八幡宮、昭和63年)などがある。また、合浦公園開園百周年を記念した碑(平成6年)には「ここ青森市営野球場において日本プロ野球史上初の完全試合が達成された」と刻まれている。
【近・現代部会部会長 末永洋一】

※『広報あおもり』2003年11月1日号に掲載


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